夏生詩集3 八方美人 作者: 夏生 掲載日:2014/09/23 書けば書くほど暗くなる 書くば書くほど深くなる 話せば話すほど明るくなる 話せば話すほど浅くなる どちらも同じ事柄について 語っているにも関わらず 活字はもっともらしく 威張りん坊で 格好つけたがり 話言葉は勢いに舞い上がり いい加減で忘れてしまう 完全はない つづく無い物ねだり どちらも試してみたけれど どちらの味方も敵にもなれなくて 八方美人に振る舞っている 良いところも悪いところも ひっくるめて愛しているでは 駄目なのでしょうか