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錦恋(下)


 新緑が芽吹き始める、四月の初旬。池の鯉を彼女と眺めながら、冬の間に汚れた水をそろそろ綺麗にしなければと考えていると――。


 彼女は鯉から私に視線を移し、眉根を寄せ、一呼吸の間を置いた後、突如として告げた。



「私……東京に帰ることにしたわ」



 私は黙って彼女に振り向き、その言葉に気の抜けた漠然とした寂しさを感じながら、出来るだけ静かに応えた。



「そう」



 その夜、私たちはお互いの間に寂しさが入り込まない様に、体を強く密着させ一層強く交わった。


 そしてお互いが透明な、空っぽな状態になった所で、彼女は告白した。


「私……智也に嘘をついてた」


 私は直ぐに彼女の言葉の意図を汲み取ると、


「小説を書かない……ってことでしょ?」


 と言った。


 彼女は驚きながらも、「ばれてたのね」とでも言う様に、柔らかく微笑んで私を見た。


「もう書ける様になったの?」


 私は(つや)やかな彼女の髪を、手櫛(てぐし)()きながら尋ねる。


「そっか……知ってたんだ、私のこと」

「一年半も一緒に暮していれば……流石にね」


 ある時、何の気なしに書店で開いた雑誌に彼女の姿を認めた事があった。それは新進気鋭の作家を紹介するコーナーで、彼女は現在は休職中の、著名な作家の一人だった。


 途端に、頭の中の白い(もや)が解けた。しかしその代わり、黒い霧が溢れ、闇が一層深くなった様に感じた。


 胸の中を、寂しいものが一条の飛行機雲の様に通り過ぎる。人の事を一方的に知るものではないと……その時、改めて思った。


「私……好きになっちゃいけない人を好きになったんだ」


 彼女は私の質問には応えず、暫く間を置くと、突然そう言った。


「そう」


 私はただ、場を繋ぐための言葉を紡ぐ。


「でも私、自分を止められなくて――それで、ちょっと色々あって、小説も書けなくなって…………気付いたらあそこにいて」


 彼女は事の輪郭を、それからゆっくりと言葉で露わにした。私はそれに、黙って耳を傾けた。


「でもね……智也と暮らす中で、気付いたの」

「……何に?」


 これが最後の機会になるかもしれない。心に冷たい感慨を頂きながら、再び、私の好きな、長く細い恋人の髪を梳く。



「悲しみは絶える事がなくて、そして日常には果てがない事に……それでも人は、生きていかなくちゃいけない事に」



 その瞬間、私の脳裏には色鮮やかな錦鯉たちの姿が浮かんだ。繚乱(りょうらん)たる輝きを秘めた美しい生き物が、彼女の姿と重なる。


「そうしたら、また小説を書きたいと思える様になったの。体が言葉を求めて、カラカラに乾いて……それで」


「ここでも小説は書けるよ」


 言った途端。いや言いながら私は既に、後悔を覚えていた。答えは分かっているのに、なぜそんな言葉を発してしまったのか……儘ならぬ意識の手綱を苦々しく思う。


「ありがとう。でも私、どうしても、やりたい事が出来たから、その為にも……東京に戻らなくちゃいけないの」


「そう。その、やりたい事って?」


 今まで目の前にあった、華やかな幻が奪い去られる様な寂しさを抱き、私は尋ねる。しかし彼女は、私の質問に答えなかった。


 ただ嬉しそうに、寂しそうに笑うだけで。


 翌日、出勤前のまだ明けきらぬ青い光の中で、彼女と出会った無人駅のホームに立ち、私は彼女を見送った。


「それじゃ」

「うん、元気でね」


 劇的な言葉は、そこにはなかった。赤い牧歌的な二両編成の電車の扉が閉まると、彼女は私の視界から流れていった。


 その電車を眺めながら、私は徐々に自分の親しいものが、この世界から奪われていくのを感じた。


 やがて視界からついに其れが消えると、魂までもが裸にされる様な寒さを、自分の感覚の全てと感じる様になっていた。





♯ ♯ ♯ ♯ ♯





 私は鯉との生活に戻った。


 彼女と別れた週の、土曜の朝。池の水を替える作業を進める中で、池の隅に奇妙な物を見つけた。


「日本酒の……瓶?」


 ビニール袋で何重にも覆われた中には、彼女が愛飲していた地元酒の空瓶。ある予感に誘われ、急いでビニールを破り中身を確かめる。


 酒瓶には、一枚の白い封筒が器用に収められていた。


 私は瓶を割り、シャツで手を拭うと、体が一個の心臓となった様な激しい脈動の中で、封筒の中身を取り出した。


 そこには、いつ撮ったものとも知れない写真が。

 私が困った様に笑い、彼女が無邪気に笑う、酒盛りをしている光景が。


 その写真を前にした私は、暫く何も考えられなくなり、茫然とその場に立ち(すく)む。


 彼女と過ごした季節が一際華やかで美しかっただけに……その季節が過ぎてからの、何とも言えぬ侘しさの様なものを、その身に感じずにはいられなかった。


 気付けば手が震えていた。指先についた水滴が光沢紙を滑らせ、水の抜けた池に写真が舞い落ちる。


 大切なものを落としてしまった子供の様に、素早くそれを拾い上げる。

 そこで私は写真の裏面、白地の部分に彼女の字で書かれた、ある言葉を認める。














『ありがとう』













 美しく暖かく。

 何度聞いても懐かしい、しかし悲しい言葉を。


 その瞬間。ある理解が、一筋の光の様に私を引き裂いた。あの日幻視し、やがて現実となった光景。彼女と食卓を囲み、笑い合う光景が眩いばかりの光となり私の中で(またたく)く。


 ただ毎日、愛しい人と食卓を囲みたい。

 それだけで……それだけで、よかったんだ。


 急に私の視界は、ぼやけ始める。多くの物事が、余りにシンプルな結論を持つが故の、そこに至る困難さを、身に染みて感じた。


 私は、こんなにも彼女の事を……。

 それは明確に人を愛したいと思った、私の初めての時だった。




♯ ♯ ♯ ♯ ♯




 それから幾多の歳月が流れた。

 私は私の中の本心とは別に、彼女の事を忘れようと努めた。


 日々は本当の忘却を、私に与えてはくれない。しかし日々は、池の(おもて)に張った薄氷の様に、緩やかに彼女の記憶を覆った。


 だがこの氷は脆く、幾度となく破れた。


 私はこの氷を厚くしようと苦心し、恋人を求めもしたが、逆にその事で氷は薄くなり、破れるばかりで……。


 結局は、一人粛々と日々を送る事が私の氷を厚くするものだと気付いた。


 結婚はしなかった。例え田舎の役所でも、今の時代、それは奇異な事ではなくなっていた。


 水鳥早苗(みずとりさなえ)は、再び、作家としての道を歩んだ。


 彼女が東京に戻って間もなく「錦恋 -NISHIKIGOI-」という本が発売され、私はそれを書店で手に取った。


 書く事に膿み疲れた女性作家が、一人の少年と出会い、錦鯉の世話を共にする事で、生きる活力を取り戻すと言う話だ。


 私はそこで初めて彼女の文章を読み、研ぎ澄まされた感性に素直に脱帽した。

またその感性が、書かれた文章からではなく、削り取られた、或いは(あえ)て書かなかった行間から、めらめらと漂う事に気づき……。


 それ以来、彼女の本は読んでいない。私は華やかな彼女の活躍を、鯉の世話をしながら、遠い世界の事として眺めた。



 そして祖父が残した鯉を、全て看取った四年後の春。



 私の住む町が毎年行っている「図書祭」と呼ばれる文化事業の企画会議中、ゲスト講演者として彼女の名前が挙がった。


 それは全くの偶然だった。

 その分だけ、私の動悸は激しくなり……。


 気づくと私は、その案を熱心に支持していた。




♯ ♯ ♯ ♯ ♯




 四ケ月後。「図書祭」当日。

 町の文化ホールで、彼女は多くの聴衆を前に「地域が育む人と文化」という、こちらが用意したありきたりなタイトルで講演を行っていた。


「私も実際、取材を兼ねてこの町に何度か来た事があります。山があり、川があり、そして海がある、これだけの地域資源を有している自治体と言うのは、全国でも――」


 彼女は拍子抜けする位にあっさりと、私の前に姿を現した。だが私は会場の一番後ろで、彼女を眺めるだけに留めていた。


 打ち合わせの段階で、何度か彼女と顔を合わせた。


 しかし、私が寂しさに揺れて彼女を呼んだと勘繰られるのが(事実、そういった面が全くないとは言えないが)、どうにも気恥かしく、一言も個人的な言葉を交わさないまま、一時の邂逅を終わらせようと考えていた。


 事実、講演会が終わると私は、外せない用事があると嘘を言い、打ち上げに参加せずに自宅に帰った。


 だが敷地に足を踏み入れ、二歩三歩と歩むと……。

 体の何処か薄暗い所に(よど)んでいた古い血が、波立ち騒ぎ、ざわめきとなって身の内から聞こえた気がした。



 彼女が、水が抜かれた池の前に立っていた。生命の波紋が打たれなくなって久しい、池の前に。



「不法侵入って……言葉を知ってる?」



 私は平静を装い、そう軽口を叩いてみせた。

 彼女はその言葉には応じず、私を見て一度薄く微笑んでみせた後、



「鯉、死んじゃったのね」



 と、再び空の池に視線を移して尋ねた。


「今年の春に、最後の一匹を看取って、それで……」

「あの私に懐いてた、大きい金色の子は?」


「早苗がいなくなってから、直ぐに逝っちゃったよ」

「そう……寂しかったのね、きっと」


 私は答える代りに、困った様に笑って見せた。


 どれだけ忘れようと努めても、私は彼女を忘れる事等出来なかった。恐らく人間の一生を賭しても、一緒に過ごした人間の痕跡を精神から消す事は出来ない。


 記憶の残滓は、ふとした瞬間に池に堆積した落ち葉が水面に現れる様に、心の(ひだ)を悲しく揺らす。


「そういえば打ち上げは? 主賓がいなくて、今頃みんな慌ててるんじゃない?」

「大丈夫よ、後からちゃんと顔は出すから。それよりも……智也、私と賭けをしない?」


 私が嬉しい様な悲しい様な心地で尋ねると、彼女は一つの提案を私に持ちかけた。


「賭け?」

「私……実は今、直木賞の候補にエントリーされてるの」


 彼女は決意の籠った眼差しで、私を見ている。


「直木賞? あれは中堅作家の為の賞だろ? 早苗はまだ三十代じゃ――」

「最近は低年齢化してきてるのよ。二十代で受賞した子もいるわ」


 直木賞。


 気の遠くなるような孤独感に私は苛まれる。彼女がいよいよ、本当に私の手の届かない世界へと向かう事が喜ばしくもあり、淋しくもあった。



「それで賭けって?」



 私はその感慨を隠しながら、会話を続ける。



「もし私が直木賞を受賞したら……またここで錦鯉を飼うの」



 思わぬ言葉を前にした私は、心が刺々しい程に澄み渡った。彼女の口ぶりや表情を察し、それは冗談でもなければ、私をからかう為のものでもないと分かる。



「気軽に言うけど、錦鯉の寿命を知ってる? 短くても二十年、下手すると三十年も生きるんだよ?」


 

 そして彼女の言葉を待った。



「分かってるわよ」



 祈る様な気持ちで待った。



「誰が……その面倒をみるの?」




 だが彼女は薄く微笑むだけで、前と同じ様に何も答えなかった。





♯ ♯ ♯ ♯ ♯




 結論から言えば、彼女はその年、直木賞を受賞しなかった。



 だが彼女は「今年度の直木賞」とは言わなかった。つまりこの賭けは……いや賭けとしては破たんしている、この約束は……彼女が諦めない限り続き、そして翌年度には――。





♯ ♯ ♯ ♯ ♯




 私はその情報をインターネットのニュースサイトで仕入れると、祖父が贔屓にしていた長野の錦鯉の店に電話を入れた。


 それと共に休日には池の掃除を行い、受け入れる為の準備をし、やがて斑紋(はんもん)が整い、素地が綺麗な錦鯉が到着すると池に放ち、ある計画の算段を立て始めた。


 一年で最も早く日が沈む季節の、或る火曜の夜。


 業者に捌いてもらった魚を片手に私が自宅に帰ると、彼女は池の前で屈み、暗闇の中でも色鮮やかに泳ぐ鯉を、満悦の表情で眺めていた。


「直木賞作家の癖に、不法侵入と言う言葉を知らないの?」


 沸き立つ血潮を抑えながら、私は以前と同じ様に平静を装ってそう尋ねる。

 その問い掛けに、彼女はやはり笑ってみせるだけで応じず、


「賭けは私の勝ちね」


 と、誇った様に言った。


 喜びは閃光となって私の中で弾け、眉根を下げて私は笑う。


「そうだね、降参だよ」


 彼女は私のその表情と言葉に満足したのか、一層笑みを深めた。だがその後、目を細め、


「ねぇ……あれって何? 池の隅に、何か変なものが入ってる気がするんだけど?」


 と池のある一点を指差し、尋ねた。


 私は熟練した俳優の様に、ごく自然な感じで彼女と視線を合わせ、強い動悸を覚えながら、


「言われてみると、何だろう」


 と彼女に同意してみせる。


 彼女は私の反応に、要領を得ないと言う感じで、訝しげな視線を向ける。


 私はその視線を目の端に感じながらコートとスーツを脱ぎ、それが沈んでいる場所まで移動した。そのままワイシャツを腕まくりして冷たい池の水に手を突っ込むと、それを池から引きだした。


「なんだこれ?」


 ビニール袋で幾重にも包まれた、白い封筒が入った日本酒の空瓶を。


 彼女はそれを認めた瞬間絶句し、だがそんな筈はないとその考えを振り切ったのか、私に猜疑の籠った眼差しを注ぐ。


「取りあえず、封筒みたいな物を取り出してみようか」


 私は彼女の視線に耐えながら、表情を崩さずにそう言うと、手を切らぬ様に瓶を割った。冬の庭に乾いた音が響く。


「ちょっと手が濡れてるから、早苗が開けてよ」


 水に濡れていない事を確認し、封筒を彼女に差し出す。


 彼女は「え、えぇ」と言って受け取った後、恐る恐ると言った(てい)で、気後れする様にそっと封筒を開く。


 そして数字と共に「水鳥早苗様」と記載された、水色の薄い用紙を認めると――。



「え? 鯉の……領収書?」



 と、間の抜けた声を上げた。



「ふ、ふふふ。はは、あはははは!」



 私はその悪戯が成功した事に腹の底から湧き上がる可笑しみを抑える事が出来ず、唖然とした彼女の表情を見ながら腹を抱えて笑った。



「可笑しいと思ったのよ! 全く……私を騙したのね?」

「いや、だって、早苗が前にあんな悪戯をするからさ……ふふ、あははははは!」


 純粋に喜びだけが心の底から湧き出し、心と体を満たすだけに留まらず外に溢れ、私はその溢れた物を表現する為に、何か大声で叫びたい気持に駆られた。


 それと共に、知らず目には涙が溜まり、視界が(かすみ)がかる。

 涙が、涙が出る程に笑ったのは……久しぶりの事だった。



「もう! そんなに笑わないでよ!」



 私は憤怒と羞恥に頬を赤く染める彼女に手を上げ、「ごめん、ごめん」と謝った後、そっと涙を拭う。


 そんな私を前にして、「全く」と憤懣(ふんまん)やるかたないと言った感じで彼女は鼻から息を抜いた。だが彼女の顔はその言葉とは裏腹に、夜の(とばり)が下りた中にあっても、嬉しそうに輝いていた。


 私はひとしきり笑った後、顔を引き締め、



「早苗……直木賞おめでとう。もう、気が済んだの?」



 と彼女に尋ねた。


 胸中には酔う様な歓喜が嵐の様に湧き立ち、憧憬と甘美と恍惚が波立っている。すると彼女は、相貌を崩して――



「えぇ……これで私も、本当の意味で作家になれた。だから……これからは、自分のペースで作品を書いていけると思うわ」



 と答えた。



「そう」私は言う。

「えぇ、そうよ」彼女は応じる。



「それじゃあ……」



 それから私は、何事かを彼女に呟いた。



 どんな虚飾も作為もなく。ただ自然の感情に任せたまま、口から零れる様な感じで。









「錦鯉の世話を、君に任せてもいいかな?」と。









 その言葉に彼女は――。









 水際の落葉樹の葉は落ち、星は池に映る。色彩を失った季節の中で、風に乗って漂う彼女の香りは一層高く感じられ、二人の上に夜が覆いかぶさった。


 終わらないものと、変わらないもの。

 両天秤に揺れ動く、一つの命の――。


 彼女が言う様に、多分、悲しみは絶える事がない。これからも私たちは日々の中で、嬉しい花と共に、悲しい花を咲かせていく。


 そして日常には果てがない。いつでも私達には、うんざりする程に膨大な日常が開かれている。


 しかし私はもう一人ではなかった。

 それと同じ様に、彼女もまた……。


 二人でこれから共に鯉の世話をし、食卓を囲み。様々なしがらみに絡まりながらも、生き続けていく。


 暗闇の中、私の願いは針の様に細くなり、やがて空に穴を穿(うが)つ。その先から零れる光を、私は目を細めながら仰ぎ見る。



 池には色彩豊かな、錦鯉が泳いでいた。その中の一匹が、若さ故か、或いは未だ池に馴染まぬ為か、飛沫を周囲に撒き散らして宙に躍動した。









 夜の静寂(しじま)の中。

 私と彼女の庭に、錦鯉が水面(みなも)を打つ音が響いた。













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