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- 仮想×世界 - …【零】

作者:


【前書き】


主催のなりきりチャットで繰り広げられたストーリーを膨らませて小説化しようとした作品です。これも本当は凄く長い話で深かったのですが、途中でスレッドが消えてしまい続行不可能に…せめてエピソードだけは残しておきたいと書き綴ったものです。


様々な能力者達が蠢く裏社会を、様々な組織が蠢く中話が展開していくSFバトルアクションです。

資料が消えてしまったのが本当に惜しい作品でもありますι



時は近未来─


数年前の世界では、新型のウィルスや兵器による被害が多発。人々は大恐慌の最中にあった。幸い日本は多少なり科学が発達しており、数多の研究者達が集ってワクチンの開発を急いでいた。


日本医療の世界でトップクラスの信頼を得ていた『神条製薬』もまた、ワクチン研究チームに加担し、その業績や膨大な科学技術や遺伝子学の研究データによって見事にウィルスに対するワクチンを開発。このワクチンはすぐさま世界中に配布され、人類は事なきを得た…


─筈、だった。


護られた筈の平和はたった一人の欲望の為に一変し、その強すぎる欲望と狂気は世界中に伝染。伝染元はなんと、人類の救世主とまで称えられたあの


『神条製薬』


…その社長、『黒月』。

人類史に大いに貢献し、すっかり羨望の的になった彼は高望みをしてしまったのだ。決して望んではいけない禁忌である研究に興味を持ち、徐々に『裏』の姿を現していく黒月。

彼が望んだ禁忌とは


非合法の『遺伝子操作』実験。


いつしか彼の元には闇医者達が集い、裏での研究が絶対に表世界に出ていかぬように暗殺や製造した生物兵器『キメラ』を密輸する事を目的とする特殊なチームが構成された…




その後ある一部の人間はこの研究の恐ろしさに驚愕する。

神条チームが生み出したこの実験は非常に強大な力を持つ『悪魔』の遺伝子プログラムを人間に植え付け『統合』させる史上最悪の実験で、生物兵器の粋である初の『人間兵器』を生み出して各地の戦場で暗躍させるという人道を外れたものだった。無論実験体に使われた人間や、ただ単に力を欲する人間は後を絶たず、適合しなかった遺伝子はプログラムの反動によりゾンビのように朽ち果てた。


ただ一人の少年を除いて…


実験体『0』


そう呼ばれた少年は拒絶反応のひとつもなくスンナリと『悪魔』を宿し、神条製薬の誇る最凶の『兵器』となる。


しかしこの時黒月は気づいていなかった。己の犯した罪の大きさに。


『ゼロ』に植え付けられた

『悪魔』が『神』を呼び醒ます…

そんな大事にまで発展するとは

予想できる筈も無かった…


こんな遺伝子プログラム風情が

非現実的な『神』の存在を

明らかにするとは


─ウィルスNo.666


カプセルの中からゼロの体内に寄生し、力と引き換えにその思考と感情を奪っていく悪魔のプログラム─


それが後の未来をこんなにもねじ曲げてしまうとは


愚か者達は


まだ


知らない





実はこれにはまだまだ続きがあるのですが、ゼロが反乱軍の特攻隊長になり、神条側のスパイや暗殺者と戦っていきます。このずっと後々、ゼロに宿っていた獣が覚醒したり、悪魔にそそのかされたりと行き当たりばったりな話なのですが、是非参加者の皆さんの姿も書きたかったのでやむを得ず。


新しく構成した世界、仮想×世界本編では、エピソード零に登場した人間の末裔が結構出て来るようです。


仮想×世界は、様々な人との掛け合いが紡ぐストーリー、こちらの零で世界観を理解の上読んで貰えると、一層違った感じに感じられるかもしれません。



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― 新着の感想 ―
[一言] 途中で終わってしまっているのですね。続きが気になります。
[一言] 正直、面白いがよくあるネタというやつで、独創性は微塵も感じられない。そういう意味で、おそらく特に惜しむべき作品でもない。
2007/01/20 12:45 通りすがり
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