鬼畜(85)
「・・・・・」
「・・・・・」
きまずい・・この体勢でのフリーズは、とってもきまずい・・。し、恥ずかしい///
「・・その・・」
「男の事情、わかってねぇな。」
「え?」
「ココでのストップって、・・できると思ってんの?」
「は?」
「今更、怖いとか言い出すんじゃねぇぞ!」
「ひっ!」
ちょ~~~~おっかない目で睨みあげられたっっ!!!
そして、再度、試みようとする体勢にっ!!
「わわっ!!///マジダメ!!マジイヤ~~~~~!!!」
夜中だというのに・・公園だってーのに、大声を上げ拒否った!!
グッ!
その口を空の手で塞がれる!! 「――ぅっ!!」
「てめ、いい加減にしろよ?」 そう、耳元で鬼の声が聞こえた。
じわっ・・
「う・・」 ヤダ・・怖い・・今更って言うけど、そんな心の準備なんてくれてないし。
空が勝手に、始め出しただけだし。
それなのに、それなのにヒドイよ!とってもついてけないよっ!
次から次へと涙が溢れだしてきて止まらないっ。
うっ・・ぅ
「先手打っておかねぇとヤべぇんだって!」
「うっ・っ・・
っえ・・?」 なに? なんか、また空のお得意なイミ不明文が出てきたぞ?
??何、先手って?? 何のコト???
涙を拭って、チラッと空の顔を見た。