鬼畜(80)
ニヤ♪
・・・・な・・なに?そのニヤは??
点・点・点 ・・・・・・・
ハッッ!!!!あ!!!
しっ、しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!/////
そ、そういうことかっ!!そうだよねっっ!!
この痛みが治っちゃうって、つまり・・そのっ
やっぱり・・私は
そ、空のコトをっ??・・ってコトだよね????????
ひっ、ひゃぁぁぁぁぁあぁああwwwwwwwwwwwwwwwww
「俺の事で、なに胸痛めてんだよ?」ニヤ♪
「なっ////(怒)!」そのニヤやめろ!//
「なんだよ、そういうコトだろ?」
「うっ////!」
「言え!」
「ひっ!」 結局、また脅しかよ!!
スッ 「?!」
空の手が私の首の後ろに回る。
な、なに??絞め殺す気ですかっ???
て、んなワケはなくて、
その手はゆっくり私の首を持ち上げると、寝かされてた上半身を起き上がらせる。
普通にベンチに座る形になった私は、逃げたいっ!と思いつつも
お隣の鬼畜様の眼力のせいで、フリーズさせらていた。
そ・し・て・・
横から覗き込むカンジで顔を近づけてくる鬼。
うえ~~~~~~~~んっつ 誰か助けて~~~~~~~~~
「ちゃんと言え。俺もそのつもりで応えてやっから。」
うえ~~・・「えっ??」
「それと、泣くな!」
空の指がそっと涙の残る頬を拭う。
「・・っ//・」
え・・優しい目に変わってる
「いつ変身したの?」
「は?」
ハッ!ああっ!!しまった!声に出しちゃったよっ!
「い、いえ、こっちの話で・・ハハ」 ってそんな誤魔化しが鬼にきくハズもなく
ものの数秒で、ふたたび降臨されました。
うえ~~~~~~~~~~~~ん
それから、さんざんこってりバカを連発され、ほっぺたを引っ張られ続けられた挙句、
「殺すぞ!」 と殺人宣言までされた私は、
もう半分、魂が抜けかけていた。
「・・絶対に、さっきの言葉はウソだ。」
半分残ってる意識で、そう呟く。
「は?」
「・・・・」
「どれが?」
「・・さっき・・」
「さっき?」
「・・その・・だ・・」
「そのだ?」
「違う!!」
「なんだよ!」
「う・・だから・・だ・・」
「うだからだ?」
「・・・ナメてんの?」
「ハッキリ言わねぇからだろが!」
「・・・・」
「大好きって言ったことがか?」
「っ////!!」
わ、わかんてんじゃん!!てか、わかってんなら聞くなよ!!