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鬼畜(65)


そんな空に見とれてたくなくても見とれてると、(しつこいなっ


「美未香ちゃん」


「え?」 いきなり、隣にいる神さんに呼ばれた。

神さんの方へ顔をむけようとして・・「・・え?」


そのまま・・振り向きざま  


    キス・・ された。


へ??!!!

へぇぇぇぇぇぇっつ???~~~~~////////////!!!


か、軽くだけどっ//でもしっかり触れた・・唇・・っえ?


ゆっくり唇を離す神さん。

なにがどーしたらそうなるのかがわからず動けないでいる私。

周りは皆、空に集中してるから、誰も私達の今行なわれたコトに気付かない

ソレは幸い・・

じゃなくてっ!!

「なっ//じ、神さんっ???////」 

顔を真っ赤にしたまま神さんを見上げると、


「空・・見てたな」


「は?」 えっ??//

神さんの言葉に、バッと空の方を見ると、

空はあいかわらずのニセスマイリーな顔をして周りの女の子たちにシャンパンが汲まれたグラスを手渡してる。

ホッ・・ 見られてないみたいだ・・

だよね、神さんの勘違いだよね。

大体、こんな混雑してる場所で、しかも、空にあたる光にくらべれば、ココはそんなに明るくないし、たまたま目が合うコトはあっても・・あんな一瞬のキスなんて・・って

そうじゃない!

「えっと、神さんっ//もうなにするんですかっ!///」

向き直って、そう言うと、

神さんはニッコリわらって 「手付け・・かな♪」

「は?」 手付け???

「ふふ♪3ヶ月後の予約みたいなもん♪」

「え?」 


「あー・・ごめん美未香ちゃん、俺の客が来ちゃったみたいだから、俺行くね♪」

「あ、」

そう言って、神さんは手をヒラッとさせると人混みの中へ消えてしまった。



ぽつー・・ん


え~・・っと、不安材料を残したままで放置っすか??

そういうプレイですか??神さん??



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