鬼畜(56)
ガッ!! 「ぎゃぁぁぁぁっ!!!」
だが、空は、その口元にやった手を噛みついてきやがったっ!!
思わず、手を引っ込めると、しっかりと歯型ついてるぅ・・(><)
「も!痛いじゃん!何すんの??!!最低―!!」
し、信じられないっ!ホント最低!女の子の体にキズつけるなんてっ(怒)
「ああん?!」 舌で、ペロッと唇を舐めながら、悪びれたそぶりもなく睨んでくる空!
なんて奴なの~~~~~~~~!!!
「私っ、帰る!!」
そう言って、バッと体を起してベッドから、降りようとしたら
「お前、何しにココに来たの?」
だとぉぉぉぉぉぉぉぉお????!!!
あんたが来い言うたんでしょーがっ!!
「ホイホイ俺に犯られに来たの?ふっ・・」
「はっ??!」 ヤラれ?ってラれってっ!えっ?ラリレラ?////なにっ??!!
「だっ!////だれがっ!!///ありえないしっ!///」
「ふぅん・・で、帰るの?」
「うっ!!かっ帰るよ!どうせ、空、なんも教えてくんないし!こんな風にからかってばっかだし!そんなんだったら・・イミないし。」
そうだよ、ココにいるイミなんてない。
そう言って、ベッドの端にチョコンと座り直すと、
「VIPをイヤがる女、初めて。」 と、空は私から少し離れ枕元へもたれかかった。
「ん?・・」 アレ・・?私の疑問に答えてくれてる?
チラッと空を見ると、壁の方を見つめ遠い目をして・・る。
「?・・・・ 別に、イヤなワケじゃ・・。でも、私、お金も払ってないのに、なんか悪いじゃん。」
あ・・お金払う言っても、VIP金は持ち合わせてないんだけどね。
「律儀だね。自分で金払わないとイヤなんだ。」
「?・・普通・・そうでしょ」
「普通・・女って違くね?」
?ソレって、私は女じゃない発言ですかっ??
「どうせ、空の周りにいる可愛い女のコたちとは違いますよ~だ!」 ふ~んだ!
「あぁ・・違うな。」
「!?」 なっにぃ~~~~~!カッチーン!!言うのと言われるのとではショックの大きさが違うんだぞ~~~!!わかってんのかー!!!ムッキーッ