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鬼畜(53)


や・・ヤバイくらい・・な 空っ「――/////!!!」


いつもの黒のイメージは全く無く・・、真っ白なスーツとシルバーのアクセに身を包まれて・・金色の髪は後ろに流すようにキレイにセットされ、少しメイクされた顔は、もうそこらへんのアイドルなんて目じゃなくて!


「~~~~~~~~~~~~~~///////」


顔が・・頬が、自然と赤く染まっていく・・////



「惚れ直したか?」

「!!///--・・っ!だ、誰が!!っ大体、最初っから、惚れてもいないし!」

ドギマギしながらも、そう答えると

「可愛くね。」 と、バッサリ! グサッ

「ぅ!//」  ど、どーせ、可愛くないですよー。身も心も!フンだ!


「で?」

「は?」


「誕プレ。」

「え?」 


「・・・・」


「・・・・」



「じゃ、いいよ。」

「え?あっ、と、その、ごめん!空の誕生日が今日なんて知らなかったし!その、・・・ごめん。」

ああ・・そうだよね、りかちゃんから聞いてたじゃんね。

何でもいいから、一応用意くるのが普通だよね・・。


「俺の、「いいよ」のイミわかってる?」

「え?」 なにまたワケのわかんない事を?

「誕プレは、美未香自身でいいよってコト♪」

「へ・・?」

「んじゃ、いただきます♪」

グイッ。 「ひゃ!」

私の腕を強引に掴んで、引き寄せられる。

すごく近くに、気絶しそうな空の顔!////

キ・・キレイッ///マジでキレイすぎだよっ//

抵抗する腕に力、入んないっ!

そんな空に私は、いとも簡単にキスをされてしまう・・。


「素直じゃん。」

「/////」 空の言葉に何も言い返せないっ・・


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