表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/162

鬼畜(49)


「大丈夫。誰にも言わないから♪」

「へ?」


「だって俺も同業者だもん♪」そう言ってまたあの微笑をされた。

「はぁぅ///」 ・・・ 「あ??!!」 

えっ?今なんとおっしゃいました???


「えっと、その、」

「俺も麗騎士の執事、ジンです♪よろしくね。」

ズッキュンッ///!!

はぁぁっん///これよこれが本来、執事と言うものなのよ~~~

鬼畜め!少しはこの方を見習え~・・って・・

「えっつ????」

しまった!あまりに理想を絵に描いたような執事様だったから、つい我を忘れてしまったっ///


「あっ、あなたも、あのお店の住人・・じゃなくてお方だったんですか??//」

??こんなイケメンがガッコに居たら、かなりの大騒ぎになってるハズなんだけど?

それに・・麗騎士の人なのに、空のホントの正体を知らないって・・??

どーゆうコト??


ジンでいいよ♪ガッコには俺も変装して来てるからわかんなくて当然だしね。

あ、ちなみに、2年の神田かんだって名だから、学校では神田って呼んで♪

普段は黒ウイッグしてるからわかりにくいかもだけどね♪」


あ!・・なるほどっ、空と同じってことか。

なかなか、執事様たちも大変なんだね。


「俺らはさ、店側には正体明かしてんの。でも、空だけは一切、明かさないからさ、すごく気になってたんだよね♪」


「?」 空・・だけ?


「まさか、学校一の秀才くんだったとはね♪そりゃ、誰も気付かないよ。ははっ♪」

「はぁ。」

そうだよね・・あの空が実はすごく頭良かったなんて(←だから、突っ込むトコ違くね?



「みみかちゃん?」

「えっ、?・・・・名前言いましたっけ?」

「さっき、空がそう言ってたから。」

「あ・・」 なるほど。


「これからよろしくね♪」

その言葉の後に、神さんは私の頭をぽんぽんした。

「へ?///」

「じゃ、また♪」

そう言うと、会議室に戻っていく。

「??」 あそこ、住家なのか??



なんやら、不思議な人だなぁ・・


気がつくと、とっくに授業は始まっていて、コソコソ教室に入っていくと、

ジロッと、空に一睨みされた。

ちっ。保護者のような奴め!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ