鬼畜(48)
「ソレ、答えになってないし・・。」
そう呟き、私も教室へと向おうとした。
と、その時、
「あいつが、空だったんだ。」 その言葉が背後から、聞こえてきた!
「・・えっ?」
バッと振り向くと、使われていないはずの会議室から、1人の男子が出てくるではないかっ!!
しかも、この男!も、ものすっごくイケメン~~~~~!!!!!!!///////
なにがどうイケメンかってーと、そのっ///ミルキィブラウンのサラサラ髪で!!すらっとした長身で!!二重の少し垂れ気味の瞳!!
鬼畜な空と違って、その瞳が発するのは、すごく甘い笑顔~~~~っ!!はう///
えっ??待って!こんな人この学校にいたっけ??
ぽ~~~~/////
ハッ!!じゃなくて!//そんな事よりも!!
こ、この人、さっき、「空」って言った!!
もしかして私たちの話を聞いてた???てーことは・・・
「空だよね?彼。」
相馬くんの後ろ姿を指差し、そう言うイケメン///
うわっ!!やっぱりっ!!ヤバイヤバイ!!なんとか誤魔化さなきゃっ(><)
「い、いえ、違うですよ。」 ぎゃぁぁ////なにその返答~~~~
カタコトかっ??ドコの国から来たんですか私っ???
「ぷ・・キミって空の彼女?」 と、今度は私の方を指を差して、
言うではないかっ!!!しかも、ちゃっかり笑われてるし///
「てか!はっ??あ、かっ彼女じゃないです!!」 断固拒否!
「・・ふぅん・・相馬が、空ってのは認めるんだ。」 と、と、と!!
し、しまったぁぁぁぁぁ~~~~!!!
「ふ♪」
はうわぁあぁ///その笑顔やめてぇぇぇ!!ウソがつけなくなってしまうではないかぁぁ!!!