表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/162

鬼畜(47)



「・・消えかけてんな。」


「え?」

キュッ  「!!―っ!」 返答を待たずに、空は、胸元に唇を押し付けてきて、

この前と同じコトをしだした。

「いっ//」


そして・・


また・・

   Xマークというものをつけられてしまった・・。



「わけわかんない・・」


「ん?」

「なんでこんなコトするの?」

「・・・・」

「麗騎士の人から聞いたよ、私、なんでVIPとかになってるの?お金だって支払い済って。」

「・・・・」


「私、払ってないよ?空、受け取ってくんなかったし!」

聞きたいことが溢れ出す。

空に答えてほしいことが山のようにある。



「なんか、お前って、俺に質問多すぎね?」

「は?!!」 ソレは、あんたが何も言わないからでしょーが!

「黙って、俺のすることに従ってろ。」

「はぁぁぁ???!!!」

コラコラコラコラ~~~~~~!!!

反対でしょ?ドー考えても、私に従わなきゃなんないのそっちでしょ!

執事じゃないんかい!!あなた!


「あ、ヤベッ、授業始まる!行くぞ!」 時計を見て、私の手を引っ張り、そう言う空。

グッ!

  でも、 私は動かない。


「?!美未香?」


「・・

  私は、空のおもちゃじゃないよ!」


本当にそう思った!

でなきゃ、こんなモテ系が私に執着する訳がない。

私で遊んで、ストレスとか発散してるに違いない。

だけど、

私は・・そんなんヤだよ。 「――っ!//」


俯いたまま、そうして立っていると、空は私の手を離し、

「ガッコ終わったら、店に来い。俺の名言わなきゃ、他の客に変に思われることないだろ、そのまま、部屋へ直行できるように店には話を通しておくから。」

それだけを言うと、教室へ戻っていってしまった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ