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鬼畜(42)



最後のボタン・・だった。


ハラッと上着の布がお腹に擦れ、空の手が直に肌に触れてくる。

ビクッ。「んっ///」

その手は、背中にスッとまわったかと思うと、いとも簡単にブラのホックを外す。

外されたブラは上着と共に座っている腰の辺りへストンと落ち、

私は、あっと言う間に上半身を裸にされてしまった・・////


手で、隠したいけど、体が動かない・・

空の瞳が私を動けなくしている。


そんなにじっと見ないで・・っ

「は・・ずかしい//Hっ!」 やっと、それだけ言えた。

すると、空は私の胸あたりに顔を近づけて、

「Hだよ、俺。」

ペロッ。 と、胸の膨らみを舐めた!

ピクン!!「ひゃんっ//」


「感度いいな、さすが処女。」

「はっ?!////なっ!!///」


「ふ・・じっとしてろ。少し痛むぞ。」

「え?」

そう言った後、空は胸元に口をつけてきた。

キュッ  っ??っ 「―!いっ!!」

いきなり、痛みが走る!!んっっ・・!!

ガマンできない痛みじゃないけどっ、

でも、なに??うっ!・・顔を歪めて耐えていると、ようやく空は胸元から唇を離してくれた。


「よくガマンしたな。」

そう言い、胸元を眺めている。

何をしたの・・?

空は、なにを満足したのかわかんないけど、腰元まで落ちているブラと制服を元の位置まで上げると、また器用にブラのホックを留め、上着のボタンをかけ始めた。


「・・?」 そ・・ら?


「ホラ、立てるか?」先に立ち上がった空は、そう言って手を差し伸べてくれる。

「あ・・うん。」 その手をとると、少し乱れた制服を直しながら立ち上がった。

その手は握られたまま、入ってきた扉に向って歩き出す。


さっきの痛み・・

一体、空、何したんだろ?開いてる片手で襟元を少し引っ張り上げ、胸元を見ると、


「・・・」 

  ・・?なにコレ?・・

空が唇を押し付けていた箇所が、赤くアザのようになっている。

私が?顔して、制服の中を覗き込んでいると、


「ソレ、消えかけたら、また付けるからな。」

と、少し振り向いて空がそう言う。

「え?」 なんのこと?



「忘れるな。

    ・・俺を」


え?・・



空は、その言葉のあと、何も言わなかった。


そのまま、私を家の前まで、送ってくれ、「じゃぁな、今度は元金支払えよ。」

とだけ言って帰ってしまう・・て!!!

な、なに~~~~~~~!!/////やっぱり、最後はいつものエロエロ空じゃん!


なんだ!やっぱ、いつもの空じゃん!さっき、あんなわけのわかんないこと言うから、ちょっぴり心配しちゃったってのに~~~っ(><)き~~~~

それに、なによこのアザ!!女の子の体になんてコトしてくれちゃってるわけっ??

あの鬼畜!!





そのアザが実は、Xマークだったってコトを、

数日後、りかちゃんに聞いて判明したとゆー・・・・。


「ぬぅわに勝手に、んなモン付けてんの??!!あのエロ鬼~~~~!!(怒)」

↑その時の私の雄たけびである。



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