鬼畜(38)
「しかたない。質問に答えてやんよ。」
空はそう言うと、開いた足の間にすっぽり、私を背を向けた状態にして入れると、
後ろから抱きしめてくる。
キュン///
て!ときめいてる場合じゃない!
「真面目にだよ?//」
「ん・・じゃ、まず、指名の件な。」
「うん。」
「アレはあんなトコで、グズグズしてるお前が、ジャマだったから、とりあえず部屋へ連れてっただけ。」
「は?」
「部屋に入れば、指名確定だって事は前に言ったよな?」
「あ、う、うん」
「だから、流れ的にそうなっただけ。」
「はぁ・・」
そんなもんだったんだ。ただの流れ・・ね。
なんか、・・ う、ううん!なに落ち込んでんの!!次よ次!
「じゃ、正体明かしは?」
「あぁ・・それは、面白そうだと思ったから♪」
「はっ??!!」
「くくっ♪現にちょ~ウケた!!♪」
「あ、あのねぇ~~~~」 私で遊ぶのやめてくんないかなぁ・・もぉ!
「それに、美未香は余計な事言わなそうだったから。」
「え?」
「相馬来紀が空って事、誰にも言ってないっしょ?」
「あ、うん。 だって、言ったらスゴイ事になっちゃいそーだし・・
・・ソレは、私が言っていい事じゃ、ないと思ったし。」
「・・ふ・・そーゆートコ好きだよ」
「あり・・がっつ!!////っつ!!そ、そんな事っ!サラッと言わないでよっつ!!///」かぁぁぁぁぁ/////ある意味スゴイよ!!サラッと言えれるあんたはスゴイよ!!