鬼畜(36)
その方向を、抱きしめられたままの姿勢で顔だけ向けると、
夕日のせいで、少し見えづらかったが、
・・1つ大きく光輝く星が見える。
「え?アレ?」
「うん。アレが金星。」
「マジで??」
「くすっ、小学生ん時に習わなかった?」
その言葉を、空はすごく優しい顔をして言うもんだから・・「//」
私はつい赤面してしまう。////
「美未香?」
「えっあ、!うん、は、初めてわかったし、初めて見たよ金星///そ、のっありがと//」
私は顔が赤いのを見られたくなくて、俯きながら、そう答えると、
「顔、上げろ。」
は??///む、無理無理!!「いやっ・・です。///」 敬語かよっ!
グィッ
「--!///つ」
強引に顎を捕まれて、アッと言う間に、私の返事も聞かないで、顔を上げさせられてしまった!
「う・・///」 でも、目は合わせない!合わせられません///
「・・なんで、顔真っ赤?」
「!!//」 あんたのせいでしょーが!!くっそ~~~~っ///
「かわいい・・」
「え?」
チュ・・
んっ・・// あ・・空・・
・・また、キスされちゃった・・
長くて・・甘いキス・・角度を変えて何度も触れてくる。
ん・・っ/////
え?・・空、空、ちょっ、
「どこ、触ってんのよっっ!!////」
バッと唇をはずし、そう怒鳴りつける!
「っあんだよ!まだ、足だろが!」
「//まっまだ足ってっ!///」 そりゃ、足だけど!ソコ太股だし!!
もうちょっとで、危険ゾーンに突入寸前の位置なんですけど!!??