鬼畜(17)
「そ・・ら・・」 そう発した時、
空の指が・・私の髪に触れる 「髪・・濡れてる。」
ドキン// 「え///?」
あ!//か、髪乾かしてないや・・っ!じゃなくて!
「わっ!スッピンじゃん//!!」
バッと両手で顔を隠した!
ひゃぁぁぁぁ!!!見られた~~~~~~~~~~~~~
「ふ・・その方が可愛いのに。」
「・・え?」 今、なんて言った?
ガサッ
「ん?」 頭の上になんか置かれたし。
でも、手外すと、顔みられちゃうし。
そんなんで、その格好のまま動けずにいる私。
すると、空は
「じゃあな♪」と言い、帰っていってしまう。
???
一体、何しに来たんだろ?
ゆっくりと、頭の上に手をやる。
と!!
「は??!!なんで??」
置いてきたハズの現金入り封筒が乗っかってた!!
中身もしっかり、間違いなく入れたまんまの金額がそっくりそのまま入ってるし~~!!
ど、ど~ゆうコト!!
もしかして!本人じゃなきゃ、受け取ってもらえないってコト??
だったら、最初に部屋なんて行かないで、受付させろよ!!ばか空~~~~
すぐに空へ電話をかけなおす。
「あ?」 そんな声で電話をとられた。
マジ、失礼な奴!いやいや、今はソコに突っ込んでる場合じゃない
「空!コレって、本人が払いに行けってこと?」そう捲し立てた。
「・・お前って
・・・・バカだろ。」
「は???!!」 おい?!なんなんですか?今の言葉はぁ??
「なん回も同じコト言わせんな!ばか!」
「だっ!」 またバカ言ったっ!!
くぅ~~~~
「ひ、100歩譲って、私がバカだとして!(くっそ~~!)
このお金のイミがわからないので、教えてください。」
私は、それはそれは低姿勢にそう言った。
大人になってやった!!
それなのに、それなのに、
「100歩譲らなくてもいいだろ別に。まんまばかだし。」
そこ?そこに重点をおくワケ??
その後の言葉の答えが聞きたいですけどっ私っ?!!
「あ~じゃ、ばかにもわかるように教えてやんよ。」
ちっ、さっさとそう言えばいいものをっ!しかも、またまたバカ言いやがって(ムカ)
「はいお願いします。」 沸騰してる怒りを抑え、そう答えると、
「お前は客じゃねぇっつったろ?」
「・・・は?」
「だから、金なんかいらねぇんだよ。」
「・・・・」 あ・・の・・ぉ・・おっしゃってるコトが?なんですけど??
「お前の体さえあればさ♪」
空は、そう付け加えた!
「は??!!///」
「ソコ反応すんのか(笑)スケベ♪」
「なっ//!!ちがっ///」
「じゃ、また明日な♪」
「えっ?!」
プチッ。
「えっ?!」
あ??なに勝手に電話切っちゃってくれてるわけ!!!
疑問符残したままの私はどうなるんですかぁ??
私の返事は?私の意見は??
みんな、スルー決定ですかぁぁぁ???
しかも!
「なによ、明日って??」
明日なんて、絶対絶対絶~~~~~~対!あのお店には行かないんだからぁぁぁ!!!
き~~~~~~~~~~~!!!スケベはどっちだっつーの!!エロ空ぁっ!!