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鬼畜(144)


それよりなにより、その掴んでいる手を離してほしい。

じっと、その手の方を見ている私に気付いたのか、

男子くんはやっと掴んでいた手を離してくれた。

ふぅ


「もし・・」

「え?」

「もし、相馬と別れたら、俺と付き合ってくんない?」


「・・・・へ・・?」

現れたのもいきなりだったが、そんな事もいきなり言われて!

一瞬、何を言われたかわかんなくて、ポカンと口を開けてると


「そん時にでも返事ちょーだい♪」

軽く笑いながらそう付け足し、じゃあなっ!と言って教室から出ていってしまった。


・・・い・・

一体・・っ


今のはなんだったんだろう?????????????

ゆ、夢かっ?幻かっ????


あまりに一瞬の出来事で、でもその内容はとっても強烈で

何がなんだかわかんなかったから今頃になって胸がドクンドクンと鳴っている。

わた・・し、今

告られ・・た???もしかして??


――――――つか!誰??!!←そこかっ!

顔はわかる!同じ教室で見る顔だもん

でも、名前は??


ん~~~~~~~~~~~~~~?????


明日、りかちゃんに聞いてみよっ!←やっぱりわかんねぇのかよ!


ハッ!今の衝撃で空の事、忘れるとこだったよっ!

こんな時間に学校へはもう来ないと思うし。

あ!もしかして麗騎士に行ってるのかも!!

そうだよ!!きっと!!

そう思いついた私は速攻ダッシュで教室から出た。


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