鬼畜(14)
そんなん言いあってる間も、だんだんと空は腕に力を込めてくる・・っ
う・・く、くるし
「美未香、俺のコト、好き?」
は??なんでこのタイミング?あ!このタイミングだから言うのか?
あう・・そんな経験ないからわかんないよぉぉぉ!!
「く・・苦しいから・・離して」
空の問いをスルーし、私がそう言うと、
「好きって言わなきゃ離さない♪」
と・・・・
こんのぉぉぉぉぉ!!!//////
ああ・・もぉ
「好き好き好きです!」 と、投げやりに答えた。
すると、
バッといきなり体を離す空。
はぁぁ~~~良かった。窒息死するかと思った~~~
ん?
空を見ると、俯いてる。
「そ・・ら?」
顔を覗き込もうとして、グッ!「!!」
また抱きしめられてしまった!
「わっ!そ、空っ約束違うっ!」
「っせ!」
そう言ったあとしゃべんない・・
わけわかんない!
でも、さっきよりは抱き方が・・優しい。苦しくない。
なんか・・あったかい・・
サワッ・・ 「え」
なんか・・今・・太股辺りになにか・・
ツ・・ 「!!///」 う!!
えっ??空の手? え?私の太股・・触ってる??
そのうち、その手はスカートの中へと移動し始める。
「わっ!!ちょ、待った!ダメ!!空っ////」
焦る私に空は、
「好き・・なんだろ?」 と聞いてきやがる!!
がーーーーーーーーーーーーー!!は、はめられた!!
完璧。空のペースなんじゃないっ??
モロ、それに、はまっちゃってません?私!