表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
132/162

鬼畜(132)

「途中、美未香、電話くれたでしょ。

あの時は丁度、空がオーナーの部屋に入ってきたから、ゆっくり話しできなかったんだよ、ごめんね。」

「あっ、ううん」

そっか・・だからあんな慌てた声してたのか、りかちゃん

すぐに電話を切ったのも、今、この話聞いててようやくわかったよ。

それどころじゃない状態だもん。


「--で、空が入ってきたら、一瞬で空気が変わったの。」

「え?」 

  どーゆー・・


「部屋に入ってすぐに、空、オーナーに向って

   土下座したんだよ。」


「---っえっっ??!!」


えっ?ど、土下座???あの空がっ??普通の男の人でもものすっごく嫌がるあの土下座をあの鬼畜様がしたのかっつ???マジかっつ??


「驚いたわよ~」

いや!私も驚いたよっ!心臓バクバクいってるよっ!!


「オーナーに向って俺の責任だって謝ってた。横に居る神はソレ見て大笑いしてた。」

「くっ・・」


「空、責任とってお店辞めるって・・」


「えっ!!」


「神は当たり前だ!って高笑いしてた。

でも、その後、オーナーがね、なんの責任をとる気だ?って聞いてきて。」

「・・・」

「神は相変わらず、俺様への暴力の責任だろが!ってほざいてて、

空も神の事です、っていうもんだから!私もリクもどうしよーって思ったわけ!」


そっ・・・空っ・・っ!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ