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鬼畜(127)


「あの・・っう!」

出した声はすぐに空のキスでふさがれてしまった。

扉に付かれていた手が後頭部に回り力強く引き寄せられる。そのせいで、重なった唇は強く絡まりあう


うぁ・・っ///

やばい・・よ、こんなキス・・っ/////

「!!」

そんなキスに頭がボーっとしてると、空の手が制服のスカートの中に入ってきた!

「-っ///」

その手が内股の先に着いた・・

途端! 「っ痛っっ!!」

「えっ?」

ソコをさわられた瞬間、すごい激痛が走り、思わず声をあげ空の体を押し離してた!


なっ、なに??この痛み???

「・・・・・」

いきなりの事で、空も驚いた顔を向けてる。


「えっ・・と、なんか////」

どう説明していいのかわからずにゴモゴモしてると、


「・・そっか・・バージン喪失したばっかだもんな、悪ィ。」


「へ?」


「はぁ・・やっぱダメだったか・・少しの間は我慢しなきゃなぁとは思ってたんだけど・・」

「は?」


「美未香見ちまうと抑えきかねぇ~~~っ」

「なっ/////??えっ??ちょっと!空、何言ってんの!??」


「ん?なんだ?お前知らねぇの?」

「え?なにが?」

「ぷっ」

ムカッ!


「ホント、お子ちゃまなんだな~♪」

そう言って、空は私の頭をポンポンする。


ムキ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!(><)


「ど、どうせ私はお子ちゃまだよ―――っ!!なによっ!教えてくれたっていいじゃん!空のケチ!意地悪!」

プイッ!と後ろを向いてドアに頭をこつんと付けた。

すると、後ろから空が優しく抱きしめてきて、

「怒るな。」 と、

私はその格好のままで

「じゃ、教えて。」 とだけ言う。

少し間が空いてから、空は抱きしめてる手に力を入れてきた。

そして、耳元に息がかかり、私の体は一瞬ピクッと反応する。

「・・っ///」 頬を赤らめて俯いても空はその口を耳元にさらに近づけて来て、


「・・処女喪失すると痛むんだって。あ・そ・こ♪」


「へ?」 え????

にゅるん♪

「ひゃぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ//////!!!!!」

空は言葉を吐いた後、舌を私の耳の中に?!中にだよっ??

いっ、入れてきやがったし――――――――――――っっ!!!!

「なにすんのよっ!!/////ドッ、変態っ!!」

舐められた耳を手で塞ぎ、腰に回ってる手を外そうとジタバタ暴れた。

が!そんなの全然きかなくて(><)

空は、さらにその手の力を強めてくる。

「は~~~~~~~な~~~~~~~~~せ~~~~~~~~~~!!!」

「そういう動きでは痛みがでないんだな。」

「は??」

「ふ~ん。女の子の体情報、新発見♪」

「は????」

いや!全然痛まないってことはないんだけどねっ!触られた時ほどじゃないっていうかねっ!

てっ!なにご丁寧に説明文唱えてるわけ??私っ!!


「出来ないんだったら、しゃーねぇな、ガッコ行くか♪」

空はそう言って玄関の戸を再び開けた。

「・・・なっ?」 んだとぉぉぉぉ!!

今の発言に意義ありありなんすけど???!!!!


「空はHしたいだけなんだ!」 むくれて言う。

「うん♪」 ニッコリ♪

「はあ?!」

「好きな女と、ヤリたくねぇヤローなんていねぇだろが!」

「う“////!!」 ソレずるい!

「ホラ、鍵貸せ、お前だといつまでたっても譲かけらんねぇだろ。」

そう言って手を差し出す空。

ソレもずるいよっ!///

「う・・うん///」

鍵を手渡し玄関を出ると、空はまるで自分の家のように慣れた手つきで譲をかけてくれた。


ほんとずるいんだから・・っ


その鍵を返すのと同時に手をひかれそのまま学校へと向った。


空は・・

気付いてないのかな?

その1つ1つ、全てが、女の子が欲しがってる言葉だったり仕草だったりすることを・・


なんか・・私ばっか好きみたいで

ずるい・・



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