鬼畜(122)
////っ、そ・・らっ・・? く・・るし・・////
「・・・で、安心したか?」
「へ?」
「美未香が想像してた事はなかったろ?」
「え?・・いや、わかんないし。」
「は??!(怒)」
バッ!と勢いよく体を離され、高い位置からあの鬼の目が光る。
えっ??なんで?睨まれるんだ??
「てんめ、」
「はひ?」 なっ、なんすか??
「俺、何着てた?」
「へ??」 何って・・
えー・・と、
「あ!Tシャツと、んと、ジャージズボン?」
「店ン中で、お客相手に、んな格好で出れると思ってンの?」
「あ」
「しかも、汗だくで、」
「・・ソレは、神さん殴ったからじゃ・・」
「ばーか、神を殴ったぐれーで、んな汗かくかよ!」
ひえっ?そうなの??そういうもんなの?
「アレは、れっきとした労働によるもんだっつーの!
はぁ、でも、途中で抜けてきたから、今日の稼ぎはあんま期待できねーなぁ、」ジロッ
「っひ!」
「っつたく!」 ジロッ
「わひっ!」
「誰のためだと思ってんだか・・」
「へ・・?」
「もっと俺を信用しろっつーの!」
「!」
そ・・そら・・っ////
う~~~~~~~~~~~~~~っ!!/////
「し、信用はしてるよ、・ただ・心配しちゃうだけだよ。」
くっと唇を噛んで空の胸の奥へと顔を隠す。
そうだよ、信用するのと心配しちゃうのとは違うんだよ。
空ってば、乙女心を理解してないんだから。
「それでも今月末までは店に来んな。」
「!」 っ!やっぱ、全然わかってくれてないや。
「そんかわり、店が終わったら、毎日会いに行く。」
「・・え」
「寝不足になんの覚悟しとけよ。」
「ぅ//」
「それでもまだ心配になってきたら言え。何でもしてやんよ。」
「っ///」
う・・っ///
「うん、うん・・っ!」
うわ~~~~~~~~んっ(><)
ちくしょ~~~~~~~~~っ!!もうそれだけで十分だよぉぉぉ!!
「あ りがと、っ!」
「ん♪」
「で、でも、無理しないで。かなりキツイ仕事なんでしょ?辛い時は、会わなくてもいいよ?それぐらいは、私も我慢するし・・。」
ギュ・・
また抱きしめられた。
?
「俺が会いてーの。」
「////!!!」
ひ ------------っ!!!//////なんつーことおっ!!////
心臓破裂させる気ですかっ!!この人はぁぁぁぁ!!!!
はぁぁぁぁっ////もう、ホントどーしようもないくらい私、空にどっぷり浸かっちゃっているかも///
そのあと、空に「もう一回。」と言われた(あのね!///)
が!
そこは断固お断り申し上げ、(だって痛いんだもん!)
少し不機嫌になった空と共に裏口から店を出た。
空はまだ、片付けが残ってるらしく、私だけタクシーに乗せると、
「また後でな。」
と言ってお店の中へと消えて行ってしまった。
後で・・?
あ、今日から
さっきの約束を実行してくれるんだ////
ふふ///
なんか嬉しくて、1人、タクシーの中でニマニマしちゃう♪(あるイミ不気味?