表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
115/162

鬼畜(115)


ガッ!  「ぐぅ!」


えっ? 頭がついていくよりも先に、また激しい音が響いて部屋が揺れる!

「リク止めて!」 私の側でりかちゃんがそう叫んだ。

りく・・リクさん居るの?

目を思いっきり見開いて、部屋を見渡す


と、


床に寝転がってる神さんが見えた。

・・・その上に誰か乗って・・る

その人の腕と肩を抑えてるのは・・リクさんだ・・。


「落ち着け!空!」

え・・?今、リクさんなんて言った?

「すっこんでろ!リク!」

え・・? こ・・この声・・

「どけや!空ぁ!」

「!!!」


そ・・空?


やっぱり・・そこに居るのは・・

神さんの上に乗っかってんのは・・空・・なのっ?!

もう一度、よく目を凝らす。


「!」


薄暗い部屋の中でも光りを放っている・・その・・

・・鬼のような瞳!

―――――――っ!!

この瞳を間違えるわけがない!!


やっぱり

やっぱり

やっぱり 


そっ、「 空ぁぁっ!!」

震えてた声で思いっきり叫んだ。

空、空、空っ

私のこと助けにきてくれたんだ!


「あん?!」


て・・・? え?

・・そう思ったのに・・ アレ・・?


「・・えっとぉ・・そ・・空?」


「あぁん?!次はてめぇだかんな!覚悟しとけや!」


「ひぃっ!?」  

なっ、なんで???なんで私もっ???


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ