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放課後

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「転校生?」

　友達の突然の発言に、思わず聞き直した私。　他の二人も興味津々といった感じだ。　彼女の話しに依ると、職員室にプリントを持って行った時に担任の先生が、電話でそれらしき話をしていたらしいのだ。　ふむふむ、それは中々興味深い話ね、他の二人も興味津々の様子。

「で、転校生って男子?　女子?」

「わかんない、聞いてないもん」

「もーそれじゃ意味ないじゃない」

「「そうだそうだ」」

　話を持ち出した割りに性別も分からずとは、む～もどかしいなあ。　まあどっちみち後で分かる事だろうけど。　そんな感じで食べながらキャいキャいと昼休みを過ごした。　午後の授業も終わり、帰宅部の私はいそいそと帰り支度を済ます。

「じゃあね、また明日」

「もう帰るの?」

　何時もは20～30分お喋りをしてから帰るので、友達が不思議がって聞いてきた。

「ごめん、帰ってやる事があるの」

「そうなんだ、じゃあねかの、バイバイ」

「また明日」

「バイバーイ」

　三人に別れを告げて足早に学校を出た。　何時もより早いバスに乗って考える。　う～ん人形どうしよう……バスが信号で止まったので何気無く外を見ていたら、ふとある物が目に留まった。

健診で胃カメラ飲んで来ました。　鼻からだったけどめちゃくちゃキツかった。

ここまで読んで頂き有難う御座いました。