ピンポーン
どうぞご覧下さい。
そんな訳で滅殺ガールとして生まれ変わった私。 モグモグと夕飯を食べながら今後の事を考える。
(んー取り敢えず悪人ぽいのって直ぐに思い付くのは、ヤ〇ザとか半〇レとかかな? あっあと詐欺師も多いし……フッ忙しくなりそうね)
「かのちゃん、何か有ったの? 変な笑い方してるわよ」
「えっ!? ううん何でもないわ、お母さん」
「なら良いけど」
私は平静を装いながら、食事を続けると、玄関のチャイムが鳴った。 お母さんがモニターを確認すると“あら戸成さんだわ” と、パタパタと出て行った。
(大方健汰の件ね)
そう思っていると、パタパタとお母さんが戻って来た。
「かのちゃん、お隣のけんちゃんがまだ帰らないらしいんだけど、何か知らない? 幼なじみでしょ」
「え~そんな事言われても困る、もう学校だって違うし、会う機会も無いし」
「そうね、学校が違うとね。 うん、分かったわ」
お母さんはまたパタパタと玄関の方へと向かった。
(まあ本当の事は言える訳無いし、言っても信じる訳無いし、そもそも死体も残って無いからばれようがないけど)
そうして私は食事を終えて部屋へと戻った。
意外に早く出来ました。(文字数は少ないけど)
ここまで読んで頂き有難う御座いました。