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場所

どうぞご覧下さい。

 ルシフェルさんに操られた私の体、両目が紅く光り口は裂けたかの様に笑っている。


「三流のホラー映画みたい」

「こら! 茶々を入れるな、魔力を感じる事に集中せんか」

「はーい、集中しまーす」


 怒られた私は再び魔力の流れに意識を向けた。 健汰の両手首を握り潰そうとしている私の両手には思った通り魔力が多めだった。 と、言ってもほんのちょっこっとだけど、そのちょっこっとの差で健汰の両手首を握り潰せる力が宿っていた。


「痛い、痛いよ。 ごめんなさい許して、許してかのちゃん」


 手首を潰されそうになり謝る健汰を見て、今更何言ってんのこいつと思っていたら、映像の私がルシフェルさんの声で喋り出す。


「ククク」

「かのちゃん? こ、声が?」

「おっと、声を出すつもりは無かったが、まあ良い。 我はこの娘に宿りし悪魔よ」

「あっ悪魔?」

「そうだ、さて先ずはこの腕を……」


 ルシフェルさんは手に力を込めて腕を握り潰そうとした時、私は声を上げてそれを止めた。


「待ってルシフェルさん、その場所で殺しちゃったら後で事件になるわ。 何処か別の場所にしないと」

「ん? そうか、そなた達人間は法の元に生活を営んでいたな。 此奴の死ぬ現場や、死体が見つかると厄介か……ふむ、ならば良い方法があるぞ」

風邪ひいてだるいです。

ここまで読んで頂き有難う御座いました。

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