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現代陰陽師

俺の名前は香月(かづき) 右京(うきょう) 高校2年生だ。

どこにでもいる平々凡々な男子学生を自称しているが、少しだけ普通の男子高校生と違うところがある。


それは、学生をやる傍ら『陰陽師』もやってるってことだ。(見習いだけどね。)

…これは別に中二病を拗らせてこんなこと言ってるんじゃないぞ。ウチの爺さんや親父が言うには代々伝わる歴とした『陰陽師』なんだそうだ。



と言ってもフィクションで描かれてるような妖怪退治だとか、占星術で未来を占ったりとかそういうのができるわけじゃない。

そもそもこの世に生を受けて16年。俺はそういう妖怪やら物の怪なんぞは見たこともないし、爺さんから教わった『陰陽術』というのも『指先にライターで灯したぐらいの火が点く。』とか『お猪口一杯分くらいの精製水が出せる。』とか、どうにもしょうもないことしか出来ないのだ。


もちろん普通の人間は指から水やら火やら出せないことは承知してるが、かと言って周りに威張り散らすほど大層なものでもないと思っている。


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