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あの子と俺らのデアイ 2

主人公(少年)の名前は“リョウ”です。

〈特徴〉

金髪短髪、ちょいつり目、身長179cm、18歳 です。


少女の名前はその内出てきますのでお楽しみに…

〈特徴〉

ピンクのセミロングの髪、紅色の目、身長145cm、12歳 です。


全然関係ないけどツンデレって美味しいですよね。。



「さっすが…貴族様たちがお買い物するだけあってそう簡単には捕まってくれないかぁ…」


少女は俺の後ろに隠れて震えている。

こうやって頼られたら負けられないじゃないか。


「『ルドベキア』がこのオークションに紛れ込んでるぞ!見つけ次第、殺せ!!」

この言葉を合図にこっちへ斬撃が飛んでくる。

後ろを守るために攻撃はあえて避けない。

サーベルで相手の刃を受け流しつつ応戦するがいつまで持つか…。


その時、“パンッ”と鋭い痛みが脇腹を襲った。

「おいおい、拳銃だってこっちにはあるんだぜ?」

…しまった。周りの奴らが刀ばかり持っていたものだから油断した。

必死に傷口を手で押さえて戦うが次第に視界が眩む。


「お頭様!少女を回収しました!!」

少女が男達に捕まえられてしまった…。


何やってんだ、俺は。

また…守れないのか?

また同じことを繰り返すのか??

違う、今の俺は、正義の味方『ルドベキア』の一員なんだ!


「おい、その子から手を離せ。」

乱暴に少女の腕を掴む男達に斬りかかる。しかし、他の奴らに阻まれて攻撃が届かない。むしろ足に攻撃をくらってしまった。


急げ、急げ、助けなくては。

思いとは裏腹に俺の体はもうボロボロのようで、立っているのすらやっとだ。


前方から飛びかかってくる敵が見えるが、今の状態の俺ではきっと対応出来ないだろう。

こんなことなら先輩の指示に従っておけば良かったかな…。


団長にも世話になったなぁ…まだ何一つ恩返し、出来てないや。

歪んだ視界の隅に映る少女はひどく悲しそうに俺の顔を見つめる。

そんな顔で見ないでよ、これが俺なりのセイギだったんだからさ。



「おい、リョウ!!生きてるか!!」

懐かしくすら感じる先輩の声が聞こえる、これが走馬灯って奴か。

「しっかりしろ!リョウ!!」

“リョウ”とは俺の名前だ。…ん!?俺の名前が呼ばれてるのか!?重くなったまぶたを開けるとそこには心配そうに俺の事を見つめる団長の顔があった。本当に皆には守られてばっかりだなぁ。


「ルドベキアの隊員につぐ!人身売買グループを捕え、捕まっている人々を救出せよ!」

団長や先輩達が来たからにはもう大丈夫だろう。俺はまぶたをゆっくりと閉じた。



「起きてよぉ…ねぇ…。」

眠りかけた意識は、顔の上に落ちてくる温かい雫によって唐突に引き戻された。

「死んじゃ嫌だよ…」

ゆっくりと目を開けるとあの少女の泣き顔があった。なんだか体が軽くなった気がする。

体を起こしてみると、脇腹に空いた傷も斬りつけられた傷も消えていた。

「これはお前がやったのか…?」

問いかけても少女は泣くばかりで返事はない。


あの司会の『この少女の涙にも治す力が…』という言葉の意味はこれだったのか。

相も変わらず少女は泣いている。


「もう大丈夫だから…そんなに泣くな。」

少女の頭を撫でながら言い聞かせる。少女のピンクのセミロングの髪も紅色の瞳もとても綺麗で愛おしく思えた。


だからこそ…今度こそは守らなくては。


少女の背後から飛んでくるナイフをたたき落とす。

「先輩、敵は後どのくらいですか?」

倒れていた俺を、守るように戦ってくれていた先輩に尋ねる。


「リョウ、傷は大丈夫なのか!?さっきその女の子を救出したんだが…一目散にお前の元へ走ってくもんだから、てっきり知り合いなのかと…。敵は残り十数人ってとこかな。」


一目散に…か。俺の服の裾をグッと掴んで必死に泣きやもうとしている少女を見る。

この子は俺の命の恩人だな。

「お前はここで待ってろ。」

「死んじゃダメだよ、戻ってきて。」

「あぁ、戻ってくるよ。」


サーベルに手をかけ残っている敵に斬り込む。

奴らを少女の元へは一切近づかせはしないように。

出入り口は塞いだのだからここにいる奴らを捕まえれば終わりだ。


「貴族達には非常口から逃げられてしまった。が、人身売買グループはなんとか捕縛する事が出来た。捕まっていた人も無事救助出来た。よくやった!」

団長の任務終了の合図と共に今日の戦いは終わった。


俺は少女の元へと駆け寄る。

無事なようだ。今度はちゃんと守れたかな。


「ほら、ちゃんと戻ってきたぞ。」

また少女は泣き出してしまった。

「約束守ったんだから泣くなよ…。」


「おい、リョウ!!女の子泣かせたな?」先輩のからかいが飛んでくる。


「違います!!泣かせてません!」

「ごめんって。とりあえず捕まってた人達の身元調べるから拠点に戻るぞ。泣いているその子、頼んだぞ。」


はぁ……。頼んだぞって言われても…。


「とりあえず拠点に行くぞ。」

少女に向かって手を差し出す。

「……うん。」


俺の手をギュっと掴む手は思ってたより小さくてとても温かかった。

団長や先輩の名前が全く決まってないのでイイ感じのやつがあったら教えて下さい。是非使わせて頂きます。一応、カタカナのカッコ良さげなのがいいなぁなんて…( ゜∀ ゜)

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