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南北の海峡 -The Split Fate-   作者: 伊東椋
第四部 南北の狭間
39/63

37 姉弟の再会

 

 突然襲いかかった衝撃の正体に、誰一人として知る者はいなかった。

 大きな衝動と轟音が地下坑道をロケットのように駆け抜けた。その衝撃に耐えきれる者はなく、誰もが身を揺らした。その隙を、夏苗は逃さなかった。

 「がは……ッ!?」

 夏苗を捕まえていた沙希が、鳩尾に強い衝撃を浴びて身を曲げる。

 束縛が緩んだ隙を逃さなかった夏苗は、沙希の鳩尾に左肘の打撃を打ちこんだ。

 衝撃に揺らされた身に更なる打撃が加えられたことで、沙希はたまらず夏苗から身を離した。

 予期せぬ事態に冷静な判断を走らせたのは夏苗だけではなかった。夏苗の行動を視認した浩は、治まらない衝撃も構わず部下に指示を与え動き出した。

 沙希から離れ、浩の方に駆け出す夏苗に向かって、浩も地を蹴る。

 沙希の護衛の兵士が、銃口を向けた。

 そこへ、浩の部下たちもライフルを構える。

 

 そして、銃声が幾重にも重なって地下坑道の中に反響していった。


 



 札幌司令部の中心部から火の手が上がる。この時、北日本軍の首都防衛の要となる赤軍司令部は敵の盲爆に晒されていた。

 施設の象徴とも見えた大きなレーダーが木端微塵に吹き飛び、建造物が炎に包まれ柱の髄まで焼き尽くされる。

 轟音と共に地面を揺らし、施設内の草木や車両、建造物は例外なく焼き尽くされる。地上を焼き払う炎は、成長を続けていった。

 味方同士で争っていた地上の兵士たちは、誰もが空からの攻撃にうろたえていた。

 周囲に多くの民家が取り囲む環境にも関わらず、空を飛びまわる敵は攻撃目標に対し容赦ない爆撃を浴びせた。

 火の手が上がる札幌司令部の上空を、米軍のスーパーホーネットが轟音を靡かせる。

 札幌司令部は札幌市内の中心部に位置し、周囲は民家に取り囲まれている。

 民家への被害拡大も厭わず、札幌上空に飛来した米軍機は札幌司令部への爆撃を実施した。石狩沖の空母から飛び立った米軍の戦闘部隊は遂に敵本国の首都攻撃に乗り出した。南日本より早く、である。


 

 札幌は北日本の首都であり、首都は国にとっては最も重要な都市である。故に防衛するための戦力も他の地域より充足しているのが常識だ。だが、逆に言えば最も高い攻撃目標、軍事目標が首都でもある。

 札幌もまた北日本の首都として、充分な戦力を保持していた。札幌各地に点在する軍事施設。それらがほぼ敵の攻撃目標に定められていた。

 クーデター直後の混乱の中、迎撃機を舞い上がらせようとした各飛行場の奮闘虚しく、米軍機は徹底的に先制攻撃を加えた。幸運にも上空に発つことができた迎撃機も、やがて圧倒的な戦力を前に雪に染まった札幌を眼下に儚く散った。

 

 「……司令部が、爆撃された」


 間取の悲痛な呟きに、首脳幹部や兵士たちが沈鬱な雰囲気に呑み込まれる。

 札幌司令部を始めとした札幌各地の軍事施設への米軍による爆撃は、既に間取の耳に知れ渡っていた。

 誰もが絶望に項垂れようとする中、辛うじて諦観に踏み切らなかった幹部の一人が、慌てて声を上げた。

 「きっとここも攻撃されます! 避難しましょう!!」

 幹部のその声に、彼らは現実に引き戻される。

 同時に、その現実が如何に恐ろしいものなのかを知った者たちが、青ざめた表情で一斉に動き出した。

 動揺を広げる周囲を見渡していた陽和は、まるでその場から一人だけ切り離されたかのように、まるで部屋に置かれた人形のように静観して佇んでいた。


 こんな光景を、どこかで見たことがあるな……

 

 そうだ。あれは、大湊の司令部にミサイルが降ってきた時―――


 あの時も、このように避難しようと周囲が慌てていた。


 自分も含めて……


 あの時と同じだ。また自分は、このような場にいる。そしてまた何も出来ず、逃げることしか出来ず―――


 「急いで準備してください」


 掛けられた声に、陽和は顔を上げた。

 目の前には、額に汗を浮かばせた間取の焦燥を滲ませた表情があった。

 「今すぐここから避難します。 おそらく、すぐに米軍機が―――」

 「私は……」

 「え?」

 陽和の豆粒のような小さな口から漏れた言葉に、間取は思わず耳を傾ける。

 「私はまた、何も出来ずに終わるのでしょうか……?」

 間取を目の前にした呟きにも関わらず、誰に問いかけているのかわからない口調で紡がれた陽和の言葉に、間取は返事も返す事が出来ずただ陽和の何とも言えない表情を見詰めた。

 間取は怒っているようにも哀しそうにも見える表情で目の前の少女を見詰めた。

 

 どうしてこんなことに―――


 間取は悔しさに拳を握りしめた。

 自分の目的は、有り体に言えば祖国の救済だった。馬淵も同じことを言っていたが、間取は国民主体による祖国の再建を望んでいた。半世紀以上にも渡る一党独裁体制。それがこの国を腐らせた。国民を縛り、虐め、踏みにじることで国家は存続した。しかしそんな体で成り立っている国家など、滅んでしまえ。間取はこの国の腐敗した政治を内外から見詰め、国民を蔑ろにする祖国の現状を打破する決意を固めた。同志を集め、綿密に計画を練り、祖国を救済する。それが間取の政治生命を、人生を賭けた全てだった。

 南日本との紛争までも計画に利用しようとした。不可能ではないと、確信していた。しかし思惑は大きく外れてしまった。

 侮っていた。甘かった。祖国の救済ばかりを見ていて、南日本など外の情勢を正確に把握できていなかった。そんなあっけなさすぎるミスが敗因となった。

 馬淵の思惑で連れてこまれた彼女の存在を使い、南日本との紛争解決を試みようとしたことも全て泡となった。彼女の存在も厭わず敵が攻撃を行うことを、想定していなかった―――

 南日本にとって皇族は不可欠な存在なのではないか。君主制である南日本が、簡単に君主を見捨てられるのか?

 答えは、既に出ている。

 我々に攻撃しているのは―――米軍機。

 それが、全ての答えなのだ。

 このようないたいけな少女を巻き込んで、何が『日本』を救うだ。浅はかな自身の愚かさのせいで、自分は罪のない一人の少女を死に追いやろうとしている。

 「車両を用意しました。 避難を―――」

 飛び込んできた声にハッと我に返った間取は、尚も人形のように佇む目の前の少女の細い腕を掴んで連れていこうと手を伸ばした。しかしその手が何も掴むことはなかった。

 その時、大きな衝撃がその場にいる全員に襲いかかった。




 鼻孔に硝煙の匂いが立ち込めた。夏苗はそばに触れる温もりに気が付くと、ゆっくりと目を開けた。

 黒い生地の胸ポケットが視界に入る。視線を上げると、見知った男の顔があった。間近で見ると、確かにその顔を夏苗は昔から知っていた。

 「コウ……」

 思わず口に懐かしい名前を漏らす。それに応えたのか関係はないのか、目の前の閉じられていた瞼がゆっくりと上がった。

 その開かれた真っ黒な瞳が、闇のようで鋭利な刃物のような光を含ませた瞳が、夏苗の微かに揺れる蒼い瞳を映した。

 「……………」

 男の口元が微かに開く。言葉を発していないが、その口の動きが夏苗に向けられているように思えた。

 夏苗を庇う形で、浩は夏苗の身体を抱き抱えていた。辺りに硝煙の匂いが漂うが、少なくとも夏苗は自身の身体のどこも痛みなどの異常は感じられなかった。

 「コウ!?」

 ハッと視界の片隅に入ったものに気が付いて夏苗は声を上げる。浩の右腕には赤い血が滲んでいた。撃たれたのだろう。自分を庇って。

 「もしかして、撃たれたの……ッ!?」

 「……ッ」

 夏苗はハッと、未だに硝煙が漂う辺りを見渡す。

 そして思わず息を呑んだ。浩と共にやって来た兵士二人が、倒れている。

 同じように、沙希の側にいた兵士たちも。誰もぴくりとも動かず、各々血の池を広げている。

 撃ち合い、死んだ。そんな状況を物語っていた。

 そしてもう一人への懸念を浮かべ、夏苗は振り返った。そこには、ふらりと立つ沙希の姿があった。

 よく見ると、沙希の足もとには赤い血が滴っている。一滴、また一滴と沙希の身体から血が落ちる。沙希の右手が、赤く滲んだ横腹を抑えていた。

 「……ふん、お互いにしぶといものだな」

 額に浮いた汗が頬の下へ滑り落ちる顔は、苦痛に耐えるような笑みだった。沙希はそんな表情を浮かべていても、その足を決して折るような真似はしなかった。銃弾を掠めた横腹を右手で抑えつつも、一方の左手にはしっかりと拳銃が握り締められ、その銃口が浩たちの方に向けられている。

 「小娘が、やってくれるじゃないか。 おかげでこの有様だ」

 夏苗に向けられた沙希の視線は、憎悪にも羨望にも見えた。庇うように浩に抱かれている夏苗を見詰め、沙希が唇を噛む。

 「残念ながら状況を打開するにはもう一押し必要だったな……。 だが、貴様らもこれでおしまいだ」

 沙希はふらつきながらも、銃口を向けたまま一歩ずつ浩たちに近付く。浩は右腕を負傷し、その手から武器は抜け落ちている。夏苗の足もとに転がっているが、それを拾う前に沙希に撃たれてしまうだろう。

 「貴様のせいで、何もかもが台無しだ……。 祖国も、私も……」

 それは浩に向けられたものか、夏苗に向けられたものか。どちらにも受け止められそうな言葉だった。

 「同志上尉、貴様は普段からよく言っていたな。 必ず任務の前には、貴様は兵士たちに死ねと言った。 私の言葉も聞かず、貴様は懲りず言い続けた」

 一歩、また一歩と近付く。沙希が歩いた道に、一つ一つ、血の痕が残る。

 「私は同志上尉は単なる自殺志願者なのかと思う時もあった。 そうではないとわかっていながらも、結局その本心はわからずじまいだった。 だから、死ぬ前に最後に問いたい」

 目の前で沙希は立ち止まる。そしてその銃口を向けながら、口を開く。

 「その意味は、なんだ? 同志上尉は、死ぬことを望んでいたのか」

 沙希の鋭い眼光が、浩を射抜く。

 浩の瞳が、沙希に視線を正面から受け止める。

 そして、その口がゆっくりと開いた。意外にも、浩はあっさりと答えた。

 「死は人間にとって最大の恐怖だ。 いくら訓練を積み重ねても、兵士が人間である以上、本能的に死に対する恐怖は拭いきれない」

 人を殺し、自分も死ぬかもしれない戦場を戦う兵士でも、死は恐怖である。死ぬことが恐くない人間は誰一人いない。どんなに精神的な治療や訓練を積もうが、本能が死を拒否する。

 だが―――

 「あえて、死に行くことを目指せば」

 浩の視線が、沙希の視線に絡みつく。

 「人は死ぬ気になれば、何でも出来るものだ」

 浩の答えに、沙希は虚をつかれたような表情を浮かべる。

 「……く、くく……ははは……ッ」

 沙希は渇いた笑みを浮かべ、出血が止まらない横腹を痙攣させることも構わず笑った。

 「まさかそのような理由などとは……さすがに私もわからなかった。 普段の同志上尉という人間性から考える限り、そのような答えは到底辿り着けるわけもない」

 沙希は肩を大きく震わせる程に笑い、そんな光景を夏苗が驚いた表情で見詰めている。

 浩は相変わらず無表情で、しかしその言葉を放った後、沙希が見る限りまるで今までの機械のように動いていた者とは別人のようにも映った。

 「それが……本当の同志上尉、ということなのか」

 自分は本当の彼を、知らなかったのだ。彼を一番理解しているのは自分だと思っていたが、それは大きな間違いだった。

 こんな人間だった。これが彼なのだ。今までの思い込みが的外れだったことに煮え切らない思いもあるが、最後に本当の彼が見えたことに安堵感を覚える自分もいた。

 「……そうか」

 なんだろう、この感情は。どうしようもなく温くて、くすぐったい。こんな感覚は、少なくとも血と泥に塗れてからは初めて味わうものだ。

 そして、それとほぼ同時に。

 「……同志上尉は、私とは……違う、のだな……」

 「……!」

 夏苗は知った。

 今も銃口を向けている沙希が、今までも大切な人たちや自分を傷付けてきた彼女が―――

 まるで、悲しみに暮れる一人の女の子のように見えた。

 「……なんであれ、全員ここでおしまいだ」

 沙希の構える拳銃の銃口が、夏苗に向けられる。銃弾から身を避けるには不可能な距離。

 「死ね」

 短く、冷たく、沙希の言葉が坑道に響く。

 視線が交差する中、沙希の指が引き金に触れようとする。


 その瞬間。


 「……がッ?!」

 途切れた息を吐き出す沙希。沙希の身が痙攣し、浩と夏苗が見守る中、沙希の胸から赤い血が滲み出る。

 何が起こったのか、という一瞬の間、静かな空気が流れる。

 その一瞬の後、胸を赤く染めた沙希が膝を折り、ずるりと崩れ落ちた。

 崩れ落ちた沙希の背後には、沙希よりも小柄な誰かが立っていた。

 「……興梠、同志」

 そこには、沙希の血で赤く濡れたナイフを手にした、興梠璃乍が立っていた。

 「な……」

 夏苗は驚愕に染まり、立ち尽くす璃乍を見詰める。対する璃乍は、返り血を浴びた内に少女らしからぬ無表情さで立っている。

 手に持っている赤く濡れたナイフと、顔から上半身にかけて返り血を浴びた姿。彼女が沙希を背後からそのナイフで刺したことを知ることができた。

 背後から胸にナイフを貫かれた沙希は、血だまりを作ったままぴくりとも動かない。その顔は、うつ伏せに倒れていて見えなかった。

 夏苗は璃乍を知っていた。あの時、大湊でも警備兵たちや、佐山を相手に一人戦っていた兵士。

 彼女が如何に優秀な兵士かは、あの時から夏苗は察していた。陽和よりずっと小柄で幼く見える少女が、冷血な特殊部隊の兵士というのだから、夏苗の脳には印象強く記憶されている。

 彼女が、自分たちに銃を向けていた沙希を刺した。

 「……政治総省……お母さんの仇……政治総省……お母さんの……」

 ぶつぶつと何かを呟いていた璃乍が、ふらりと闇の中へ消える。背中を刺された沙希を残し、彼女は出口の方へ消えていった。

 「……………」

 璃乍を見届けた夏苗は何とか状況を整理し、そばにずっとあった温もりに気付き、ハッと勢い良く振り返った。

 「コウ!」

 夏苗は懐かしい響きの名を叫び、目と鼻の先にあった彼の顔を見た。その顔はひどく無愛想だが、見覚えのある目つきが夏苗の表情を真っ直ぐに映していた。

 「腕は……ッ、痛くない? 大丈夫……ッ!? ごめんね、私のせいで……ッ」

 矢継ぎ早に言葉が出、慌てた様子を露にする夏苗に対し、浩は黙って見詰めている。

 やがて夏苗は徐々に落ち着きを取り戻していき、再び二人の間に静寂が流れる。

 「コウ……? どうして、黙ってるの?」

 「……………」

 「何か、言ってよ……」

 折角会えたというのに。目の前にいる弟は、自分を見詰めても黙して語ろうとしない。

 そのどこまでも変わっていない、鋭くも優しさがこもった瞳を見据える。

 その瞳が哀しげに揺れているように見えた。何故、そんな目をするのかわからなかった。

 

 浩の手が、夏苗の背中に近付くが、ぴくりと怖気付いたように離れる。


 触れられない、言葉を掛けられない。

 姉が知らない間に、自分はすっかり穢れた人間になってしまった。そんな変わり果てた自分が、弟として接することは自分が許せない。

 そうやって押し黙るように口を閉ざしていた浩が、頬に触れた感触に思わず息を漏らしかけた。

 目の前には、微笑んでいるような哀しそうな顔をする夏苗の複雑に入れ混じった表情があった。

 「もう一度、コウに触れられた。 コウの瞳が、コウの顔が見られて、良かった……」

 浩の顔が、歪む。仮面が割れるように。

 夏苗は浩の頬を優しく撫でながら、微笑みかけた。

 「コウ、お姉ちゃんだよ。 夏苗だよ……。 あなたの、お姉ちゃんだよ」

 夏苗はそう囁きながら、浩の手をそっと掴んだ。その手を握りしめる。ごつくて大きな手。しかし暖かった。

 浩も姉の感触を久方ぶりに味わう。力を入れたら壊れてしまいそうな程に華奢な手。しかし安堵感を感じる。

 「夏苗姉さん……」

 夏苗の大きく見開かれた蒼い瞳が、浩の瞳を映した。

 その声が。

 とても懐かしい、声が聞こえて。

 夏苗は泣き出しそうになるのを堪えて、誤魔化すように笑いかけた。

 「うん……」

 あの海で離れてしまうまで、弟の面倒を見続けてきた。

 一度、とても長い間、目を離してしまったけど……

 その間に、随分と変わってしまったけど。

 やっぱり、変わっていない。

 「コウ…………私、嬉しいよ……」

 弟の胸に、顔を埋める。

 もっと言いたいことがあったが、それ以上は確実に泣きそうだった。だから黙って顔を寄せる。

 浩も、遂に夏苗の背に手を触れた。



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