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南北の海峡 -The Split Fate-   作者: 伊東椋
第三部 北の大地
24/63

22 捕らわれた者



 2014年11月28日午後13時06分

 日本帝国・東富士演習場―――


 帝国陸軍の伝統と化している東富士演習場の一地区は今、帝国陸軍第一特殊旅団が陣とっていた。面積が8809haという国内最大級の演習場を誇る東富士演習場はその広大な土地をフル活用し、様々な訓練に応じた地区を設けている。その中でも特別通常の部隊が足を踏み入れることはないこの地区は第一特殊旅団の専属地区と言っても良かった。

 第一特殊旅団は帝国陸軍の中でも他の部隊より逸脱した存在だった。第一特殊旅団は1941年に発令された『軍令陸甲第九二号』なる命令により、関東軍の隷下に第二機動連隊が編成されたことに始まった。

 旧満州の吉林に駐留した第二機動連隊は関東軍直属の独立旅団として置かれ、連隊と名付けられながらも実動兵力は300名にも満たない小部隊に過ぎなかった。当時の連隊の兵士は歩兵・砲兵・工兵等あらゆる兵種から選抜され、猛訓練を施された。その内容は現代の帝国陸軍のエリート集団とも呼ばれるレンジャー部隊に匹敵する内容であった。

 第二機動連隊の兵士が訓練に習熟すると、彼らを中核に部隊は拡充され、前大戦の最中に機動3個連隊から成る総兵力6000名の第一機動旅団が誕生した。これが後に第一特殊旅団へと、現在の名前へと変わることになる。

 この帝国陸軍特殊部隊の任務は対ソ戦だった。ソ連と開戦した際にはシベリアに密かに侵入して鉄道路を爆破遮断、タイガの中で遊撃作戦を行うのである。

 ソ連領土内での作戦行動に備え、原始林でのサバイバル訓練を積んだが、連合国との講和後のソ連軍が侵攻し、北海道の半分が占領されたことで彼らの対ソ戦の実用性はますます高まった。

 ソ連が崩壊後、第一特殊旅団の目的は対日共(北日本)戦に変わり、北海道侵入を中心とした様々な特殊訓練が積まれた。

 今や第一特殊旅団の存在は大きい。特別作戦遂行能力は陸海空軍の中でも高い能力を有している。今、この地区を占拠する彼らは今日もまた訓練に勤しんでいた。



 広い平原に幾つもの建物が建てられた訓練施設があった。その施設は、建物への侵入訓練に対する模擬的なものだった。

 あらかじめ指定された建物のそばに、完全武装した十名の兵士たちが音もなく忍び寄る。彼らは中腰のまま窓の下を移動した。

 兵士たちの内、三人がドアの方へと移動する。一人がドアの鍵をハンマーのような物で一撃で壊すと、二人目がドアを瞬時に開き、三人目が素早く中に突入する。

 それとほぼ同時に、反対側の窓からも兵士たちが突入した。窓ガラスを割りながら突入した兵士たちは89式小銃の先を構えると、素早く内部の移動を開始した。

 それぞれの場所から建物内部に突入した兵士たちは自分たちの近くにある部屋から順番に探っていく。何も無いことを確認すると、彼らは次の部屋を目指し、同じような行動を繰り返す。

 目的の部屋に辿り着くと、兵士たちは扉の前に近付く。無音。正に彼らの下から音は一切なかった。

 だが、突入時はその分どでかい音を放ち、それも一瞬で終わらせる。

 扉を勢い良く開け放ち、扉が開かれる音と兵士が突入する軍靴の床を叩く音が響く。それは一瞬。部屋の内部に突入した兵士たちは四秒以内に目標を狙撃した。

 敵―――訓練前に抜擢された者―――が三人、突入した彼らを見たが、引き金を引く前に既に射殺されていた。弾を撃たれた者は手から拳銃を手放し、ぱたりと倒れる。敵役に選ばれた彼らの出番はあっけなく終わった。

 「α、B制圧。 死亡三、制圧〇」

 突入から敵を瞬く間も無く撃ち抜いた兵士たちは、無線で本部に結果を告げた。

 それから30分間の間、建物内部で同じような事が繰り返された。戦闘以外は音も立てず、最後の部屋で目的の人質を救助、確保し任務を完遂させた彼らは一人の犠牲も出さなかった。




 元々は対ソ戦用に温存されていた第一特殊旅団は結局ソ連領内に侵入することは一度もなかった。大戦末期、ソ連軍が満州に侵攻した頃は敗走する関東軍と共に最後まで抵抗をし続けたと言われている。が、一部の旅団の兵士たちがソ連軍の捕虜となり、シベリアの収容所へ送られたという陰惨な過去がある。北海道戦争が始まると、第一特殊旅団も北海道の前線に送られ、石狩湾上陸作戦にも参加し札幌奪還に一役買ったことがある。

 北海道戦争以来、第一特殊旅団はすっかり対日共戦用の特殊部隊として重宝されるようになっていた。

 「ご苦労だったな、少佐。 俺が淹れたコーヒー、飲むか?」

 テント内に入ってきた小隊長に声を掛けたのは、上官の羽山龍彦中佐だった。

 羽山中佐のそばには、訓練の模様を映していたモニターがあった。

 「ありがとうございます、中佐」

 小隊長の巽揚羽少佐は上官が淹れたコーヒーを何の躊躇いもなく受け取り、口にした。

 暖かで絶妙なコーヒーの甘さが舌の上を滑り込んで、重たい装備を担いでいた身体を癒した。やはり訓練後のコーヒーは格別だ。

 第一特殊旅団の中核といわれる第一小隊―――その小隊長である巽揚羽少佐は女性にしてはやや高めの身長の、しかし出る所は出て控えている所は控えている体躯の持ち主であった。茶色に帯びた黒髪を一つに結い纏め、雪のような白い肌に整った顔立ち、女性として生まれ持つ魅力ある体型。旅団唯一の女性将校として男性兵士の人気を独占する彼女は、女性軍人らしく悪い虫から自身を守る防衛手段を自ら心得ていた。

 上官である羽山龍彦中佐とは、かつてレンジャー部隊で訓練を積んでいた頃に教官として面識があったために唯一距離が近い男でもあった。羽山自身も彼女を妹のように思うほどに慕っている自覚があった。

 そしてもう一人、彼女と最も近い男がいた。その男は今、二人のそばにはいないが最近は負傷したと聞いている。

 「あのお調子者も怪我はするものだ。 アメリカ時代は何度も無茶をしていたものだが、今まで平気だったのが奇跡みたいなものだな」

 羽山は少し溜息混じりに笑って言った。

 第一特殊旅団は帝国陸軍の特殊部隊という位置づけだが、事実上は陸海空も関係ない練成された特殊部隊だった。それ程彼らの特殊作戦遂行能力は極めて高い。その証拠に第一特殊旅団を構成する人員は陸海空軍のそれぞれの特殊部隊から選抜されたエリート揃いだった。

 巽自身もレンジャー部隊と第一空挺団に属していたことがあり、アフガンでは米軍と行動を共にし、実戦経験がある。

 羽山も巽と似たような経歴を有し、一時期は湾岸戦争を発端に長く中東の紛争地帯にいたことがある。

 「……やっぱり、少佐もあいつが心配か?」

 羽山の言葉に、黙ってコーヒーを飲んでいた巽が噴き出しかけた。

 「仰る意味がわかりません」

 無粋として答え、平静を装うとする巽の反応に羽山は苦笑する。

 「まぁ、無理もないよな……何せ、北の攻撃があった時にあんな場所にいたんだからな。 いくらあいつでも、怪我で済んだだけなら良しとして良いかもしれん」

 「……………」

 少し不安げな表情で、巽はコーヒーをそっと置いた。

 佐山寿樹帝国海軍大尉。かつて海軍出身として第一特殊旅団へ訪れ、出会った男。気楽で調子に乗るようで軽そうな男だったが、不思議と嫌な印象を一切与えない面白い男だった。当時、よく旅団御用達の居酒屋へ飲みに行った三人の輪の中で、巽は佐山との間を男女として意識していたことは少なからずあった。

 結局、彼は一年で第一特殊旅団を離れ、海軍の方に戻っていった。連絡手段は途絶えていないが、直接再会したことはまだ一度もなかった。

 そんな佐山が、先日の北日本による攻撃があった所で負傷したという連絡が巽のもとに舞い込んできた。命に別条はないらしいが、この旅団で一緒だった頃の佐山を理解していたからこそ、気にかかるのは仕方がなかった。

 「……ところで、巽少佐」

 突然、羽山の雰囲気が変わったことに巽は驚いた。周囲に誰もいないことを確認すると、彼らしくない慎重な物腰で口を開き始めた。

 「伏見宮陽和殿下を知っているな?」

 「はい……伏見宮の第一皇女ですよね」

 帝国君主に深い血縁関係を持つ宮家の一つである伏見宮家の皇族は、軍に籍を置く皇族軍人の家系として軍人の間でも特に有名だった。伏見宮陽和は帝国海軍の皇族軍人だが、陸軍軍人の巽さえ普通に知っている。

 「……これから話すことは軍機に値する。 絶対に口外はするなよ」

 「……何があったんです?」

 軍機。巽はその言葉の重さに緊張感を感じた。

 「その伏見宮陽和殿下が、行方不明だって話だ……」

 「……真実ですか?」

 「ああ。 どうやら、あの馬鹿も一枚絡んでやがるらしい……あいつの負傷は、大いに関連性があるんだとさ」

 皇族が行方不明というのが事実であれば予想より大変な事態である。帝国の国家元首の血縁者が何らかの事件に巻き込まれたとなると、国内の騒ぎは大きなものとなる。

 国民はこの事を知らされていないだろう。事実だとすればこの事態を招いた政府は、不信感をますます膨れ上がらせた国民の反発を買うことになる。軍の信頼も失墜する。政府の情報統制はある意味正解かもしれない。

 「宮内省の公式情報では、殿下は先日の海軍の訓練視察と激励を目的に大湊に発ったと言っている。 だがその先であの北日本の軍事行動。 宮内省は殿下の無事を公式サイト等で国民に報告したが、それは真っ赤な嘘だ。 殿下は南北衝突以降、東京にお戻りになっていない……こいつはある所お墨付きの情報だ」

 佐山の負傷。殿下の行方不明。この二つに大きく関連している北日本。

 巽は緊張の汗を流し、生唾を飲み込んだ。

 「……我々の最近の訓練は、まさか」

 「そのまさかだ。 第一特殊旅団の出番はそう遠くないかもしれないな」

 何度も繰り返される建物への侵入、人質救出―――そして別の訓練として実施されている潜航訓練。この煽った中身の訓練の目的が見えた気がした。

 「実は今日、最後のブリーフィングで皆に報告する予定なんだ。 詳細はそこで話すことになる」

 殿下の行方不明―――それに北日本が絡んでいるとしたら、易々と平和的解決なんて出来るはずがない。

 これ以上の事態拡大を望まない同盟国の米国に帝国政府は釘を刺されているだろうから、堂々と北日本との全面戦争に踏み切る可能性は小さいだろう。

 ―――米国の釘が無くとも、今の政権がそんな決断を出来るのか甚だ疑問だが。

 兎も角、やはり特殊部隊による隠密な作戦行動が求められる。

 そういう時の自分たちだ―――

 「……佐山の馬鹿」

 ぽつりと出た巽の言葉を聞いても、羽山は何も言わなかった。

 








 同日 午後20時15分

 日本人民共和国・首都札幌・札幌司令部地下



 北海道をモチーフにした札幌司令部の部隊章がコンクリートの壁に貼り付けられている。それ以外は無機質なコンクリートが広がるばかりで特に物がない、そんな牢獄のような部屋に、椅子に座らされ両手を縛られた夏苗がいた。彼女の揺るがない強い意志を表したような瞳の前には、人民軍の軍服を着た兵士が立っていた。座らされている夏苗だが、立てば兵士との身長差が明確にわかる程に、その兵士は身長が低かった。しかし夏苗は知っていた。彼女こそが、佐山を倒した恐るべき強敵であることを。

 見た目はまだ成年にも程遠く見える程に幼い。しかし彼女の瞳は何人もの人間を殺めてきた印を宿していた。

 外見に騙されてはいけない。彼女は間違いなく生粋の兵士である。

 その少女と呼べる程の兵士の後ろには、CQ311という小口径アサルトライフルを携えた警備兵が二人立っていた。

 「こんな所に連れてきて、ようやく楽しいお茶会でも始めるの? でもお茶会をするには少し洒落た場所にした方が良いわね」

 夏苗は臆することのない、むしろ薄ら笑いを含ませた。それに対して、目の前の少女はぴくりとも表情を変えない。

 「残念ながらあなたとティータイムを嗜める予定はないし、私も経験はないし特に興味もない」

 声は歳相応の少女らしい声。しかしその言葉は全く少女らしからぬものだった。

 「あら、お茶会も女の子の一つの楽しみよ。 ぜひその素晴らしさを知ってもらいたいものだわ」

 「……………」

 小さな口を閉ざし、ジッと見据える少女の視線。夏苗は変わらず挑戦的な笑みを浮かべ続ける。

 「つまらんやり取りはそこまでだ」

 新たな女の声―――鍵が外され、扉が開く音。部屋に踏み入れる足音へ、警備兵の敬礼が向けられる。

 夏苗は部屋に入ってきた将校に視線を向けた。

 「さがれ、興梠同志。 ここからは私がこいつの相手をする」

 沙希が近付くと、璃乍は無言で二、三歩下がった位置に立った。璃乍のいた位置に、今度は沙希が代わるように立って、自分より格下の者を見下すように夏苗を見下ろした。

 「逃げた祖国に帰ってきた気分はどうだ?」

 「懐かしくて、最高の気分よ」

 そう答える夏苗に対し、沙希は気に入らないと言わんばかりに目を細めた。

 この状況にいて動じない夏苗の姿は、沙希の気に障った。

 しかも沙希は唯一、浩と夏苗の関係を知っているからこそ既に気に入らない節があった。

 「―――八雲夏苗、札幌市出身。×年前に家族と共に密出国を図り、軍事境界線の海上で死亡……だが、南日本軍の艦船に救助され、南日本に渡り近衛兵団に所属する」

 沙希はまるで被告に対して罪状を述べる検察官のように、古い情報に埋もれていた夏苗個人の情報から苦労して掘り起こした内容を元に言葉を並べた。

 北日本国内において、脱北者は祖国を裏切り自分(もしくは自分たち)だけ生き延びようとした『この世で最も憎むべき最悪の卑怯者』とされている。

 脱北―――密出国を犯そうとした者は厳しい処罰を受ける。軍事境界線を警備する国境警備隊には密出国者は発見次第射殺して良いという許可まで下りているほどだ。

 この罪を犯し、捕まった者は関係者や血縁者共々収容所送りとなり、拷問と思想の再教育が施される。

 再犯を犯した者は死刑というケースも存在する。

 多くは海を渡り、南日本に逃げ込むのがほとんどだ。ロシア等に逃げ込むケースは限りなく少ない。だから脱北した者が北日本に送還されることはほとんどなかった。

 一度脱北し、送還された者の処罰は―――収容所送りか、もしくは死刑も充分あり得る。

 しかしどうだ。目の前にいる女は、何も恐れていないと言わんばかりだ。

 そんなはずがない。

 ただの痩せ我慢だ―――と言いたい。しかし彼女は、そして自分も知っているのだ。

 この女を処分することはできない―――こいつも人質になった以上、上の意向によって身の安全が保障されてしまった。

 目の前に祖国を裏切った人間がいながら、報いを与えることもできない―――それが許せなかった。

 「本当に……良い御身分だ。 反吐が出るな」

 「それはどうも……」

 そして何より許せないのが―――


 この女が、浩の前に戻ってきたということだ。


 何故今になってこいつが浩の前に再び現れたのかはわからない。運命にしても奇怪過ぎた。宗教は弾圧対象だが、もし神様がいるとしたら自らの手で殺してやりたい。

 彼の過去を―――自分だけが知っている。祖国の裏切り者として一人で生き続けた彼を理解できるのは自分だけだ。

 だからこそ沙希は夏苗が許せなかった。それは明確な憎悪だった。

 「あなた……私が嫌いでしょ?」

 「―――!」

 沙希は目を見開き、夏苗を見た。夏苗は真っ直ぐな視線で沙希を見ている。

 「あなたの目を見ていたらわかるもの。 私、あなたに純粋に嫌われてるってことが」

 「……何を言い出すかと思えば」

 沙希はクッと笑い捨て、次の瞬間には夏苗の襟元を強引に掴んで引き寄せると、頬を強く殴っていた。

 「ぐ……ッ! かは……ッ」

 殴り飛ばされ、壁にぶつかる夏苗。椅子が音を立てて倒れた。歯が根からぐらぐらと傾き、血の味が口の中に広がるのを夏苗は感じた。

 その光景を見た璃乍は、過去の自分を思い出し―――一瞬だけ目を逸らした。

 そんな璃乍の心情を知りもしない沙希は、壁に身を寄せた夏苗のもとに歩み寄った。

 「思い上がるなよ、屑。 そうやって自由に口が利けるのも今のうちだ」

 「げほ……ッ! ―――ッ」

 ぐい、と襟元を再び掴んで引き寄せ、顔を寄せる。頬は赤く腫れ、口から血を流した夏苗の顔を沙希は眼前に見据えた。

 「(嫌い、だと……? ああ、その通りだ……)」

 襟元を掴み、首が締めあげられ苦悶の表情を浮かべる夏苗を見据えながら、沙希は唇を噛む。

 「(私は貴様が大嫌いだ。 これ程までに憎く、殺意が沸いたのは久方ぶりだ。 いつか貴様に必ず地獄を見せてやる……この国に戻ってきたことを後悔させてやる)」

 憎悪の視線をぶつけた沙希は、酸欠になりかけていた夏苗を投げ捨てるように引き離した。夏苗の咳を繰り返す音を背後に、沙希は警備兵の敬礼に見送られながら部屋から出て行った。部屋を出た沙希が最後に一瞥を向けた時には、床に横たわる夏苗を璃乍や警備兵が無理矢理起こそうとする姿があった。



■解説



●第一特殊旅団

帝国陸軍の特殊部隊。1941年に第二機動連隊として旧満州の吉林省に組織された事から始まった。当初は対ソ戦用としてソ連との開戦に備え温存されていたが、現在となっては対日共戦用の特殊部隊として成り立っている。陸海空軍から選ばれた優秀な人材から構成されるエリート集団。

史実の帝国陸軍の特殊部隊、機動第一旅団を元にしている。



●東富士演習場

富士山東麓の御殿場市、小山町、裾野市にある帝国陸軍の演習場。面積は8,809ha(88.09km²)で南日本国内の演習場では最大である。この内の畑岡地区は富士総合火力演習の会場にもなっている。




●CQ311

中華人民共和国の製造するアサルトライフル。米国のアサルトライフルM16のデッドコピー品。

ソ連崩壊直後、中華人民共和国からの支援として調達された際に北日本へ導入された。現在は中国から国内にライセンス生産を行い、主に警備兵用として配備されている。




何だか登場人物が増えていっているような……これは悪い傾向な気がする。せめてちゃんと別枠として登場人物紹介を設けて、キャラが増える度に更新していくやり方の方が良いのかな?


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