第四章「独房」 12
CRAZYYYY STUUUUNT!!!!
っていうのを書き始めました。
主人公以外全員キ●ガイ
是非見てって下さいー。
鍋を手に取ると、先程マイケルが寄越した水をその中に入れ始めた。
「ミッキー、コンロは?」
「ああ、あるで」マイケルは答えるとキッチンを一旦去った。しばらくすると、埃を被った携帯カートリッジコンロを掲げ戻ってきた。
ミシェルは渡された携帯コンロの埃を払うと、スイッチを回した。円状に一斉に出現したたくさんの小さな青い炎が僅かに揺らめいた。そのコンロの上に、先程水を入れた鍋を置く。
ミシェルがベーコンを切りながらしばらく待つと鍋に張った水に小さな泡がぷつぷつと浮かび上がり、次第にその数も大きくなってきた。沸騰したのだ。
すると、水が沸騰する前に切っておいた玉葱とベーコンをその中に放り込んだ。
ここで突然、マックスが首を傾げた。「ねぇ、ミッキー」
「何や坊主?」
「一体今まで何を食べてきたの?」マックスはキッチンの埃まみれの調理器具達を見て聞いた。
「スナックしか食べへんかった。料理なんて出来へんもん」
「へぇ、やっぱり…」道理でキッチンが汚い訳だ、とマックスは思った。
しかし、
「やけどな…」マイケルは続けた。