表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EYES  作者: 和菓子
EYES
47/186

第三章「廃屋」 4

 「せいせいしたぜ。あの鬼畜め。」ロバートは呟いた。

 ロバート、マックス、アッシュはミシェルに率いられ、暗闇の百貨店内を固まって歩く。

 全身傷だらけのアッシュはマックスに肩を貸してもらい、一歩一歩ゆっくりと歩を進めていた。

 ミシェルは首を回した。ゴキンと骨の音がした。「まぁ、私にまとめ役が務まるかどうかわかりませんが、あの感情屋よりは上手くやりますよ。」

 「頼りにしてるぜ。クソキザさん。」

 「だからそれで呼ぶのは止めて頂けますか?」

 「なぁなぁミシェラン。」マックスが突然割り込んだ。

 が、「貴方もです。私の名はミシェルです。」マックスがミシェルを呼ぶときはいつもこうだ。どうやら、ミシェルには自分の名称が他人に弄ばれる事が多いらしい。

 「…で、何です?」

 「アッシュがこれだし…ここらで一旦休憩しない?」見ると、アッシュの血はいつの間にか止まっていた。が大量の血液を失ったせいでか、かなり疲れているように見えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ