第二章「腐食」 12
PCが直りました~。
執筆再開、お待たせ。
「リーダー!!」ミシェルは叫んだ。
「何だ!?」ジョンはレイが飛びかかってきたのを皮一枚で避けた。反撃に打って出るが、やはり弾は当たらない。
「このままでは皆死んでしまいます!!あの建物に退避を!!」ミシェルは後方を指さした。十字路の角に廃墟と化した百貨店が佇んでいた。
「ふざけるな!レイはどうしろって言うんだ!!」
「諦めて下さい。」冷静な声で即座に切り返した。「1人の助かる見込みのない子供に7人が犬死にしてどうするのですか…!」攻撃をかわされたレイが再び体勢に入った。鼻息を荒げ、牙を向く。まるで動物だ。
ウージーの断続的な銃声が空を裂く。1000を越えるかというノーアイズと、たった数人のレジスタンスとの攻防が始まった。腐敗臭と硝煙の匂いが充満する。が、一方的に押され出す。数が圧倒的に違う。
このままでは一分も待たずに軍勢に囲まれ、退路を絶たれてしまう…。それはレジスタンスのDEAD ENDを意味する…。自分たちには囲みを突破する程の武器はない。
その時、「きゃああああ!!」甲高い悲鳴と共に、押し寄せるノーアイズにジャニスが押し倒された。
着信アリfinalの堀北が夜神月に見えた件について。