表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EYES  作者: 和菓子
EYES
36/186

第二章「腐食」 6

 老人達がとっさに後ろへ振り向くと、そこには全身蒼白の少年が手にタウルスを手に、立っていた。

 レイだ。

 次の瞬間、レイは驚愕している老人達にタウルスを容赦なく撃ち始めた。

 バン。バン。バン。バン。

 乾いた銃声が1つ響く度に、老人が1人ずつ血飛沫を上げながら倒れていく。

 「う…うわぁぁぁあ!」残った数人が、レイに弾幕を張りながら逃げ始めた。

 「鼠みたい。」直後レイはそう吐いてトラックの陰に隠れた。その弾は当たらず、隠れた車体で跳弾を繰り返す。

 老人達が逃げた先は彼らが出てきたブティックだった。息を切らして中に入っていく。

 駄目だ、あいつら!

 儂らを殺す気じゃ!

 戸惑いに目を見開いて老人達は叫んだ。

 すると、銃撃によって割れた窓から、店内に緑の物体が入ってきた。

 それはゴロゴロと木製の床を転がり、1人の老人の足元で止まった。

 戦慄が走る。

 その緑の物体の正体はグレネードだった。

 「JESUS!!」急いで投げ返す。

 しかし、老人の手から離れた直後、それは起爆した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ