表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EYES  作者: 和菓子
EYES
22/186

第一章「月光」 12

 小さくて動きが素早い的にはショットガン。

 ブルの群れがすぐそこまで迫って来た。2人の眼球を狙って涎で糸を引いた大口を開ける。

 と同時に、2人はショットガンのトリガーを引いた。

 大きな銃声が響いた瞬間、今にも飛びかかろうとしていた先頭のブルが爆散し、残った散弾が周辺のブルを一気に吹き飛ばした。

 その間に、2人はポンピングをし、もう一撃。今度は吹き飛ばしたブルへの止めの一撃となった。

 再度ポンピング。トリガーを引く。すると、突如2人の目の前で銃声をかき消す程の強烈な爆発が起こった。

 「!? アッシュの野郎!」2人はとっさに屈むと、ハリケーンが通り過ぎる時のような力の爆風に襲われた。

 「きゃあああああ!」爆風は凄まじい力だった。地面に伏せて、飛ばされないようふんばるのがやっとだ。

 しかし、間もなくして止んだ。2人は地面に伏したままほっと息をつく。それと同時にアッシュが慌てて駆け寄ってきた。「大丈夫ですか?!」

 するとボブは「今日の飯はアッシュの丸焼きに決定だな。」本気か冗談か分からない口調で首を鳴らした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ