表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EYES  作者: 和菓子
EYES
147/186

第六章「瞑想」 39

次の瞬間、マイケルの鳩尾で爆発音が轟いた。

 崩れ落ちていく視界。

 理解不能だった。

 今の彼に出来る事は、ただ叫ぶことだけだった。

 「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 自分は今立っている筈だのに、何故地面のアスファルトがすぐ真下にある?!

 不意に前を見た。

 先程と同じく、平然と佇むノーアイズ。やはり傷の一つも付いていない。

 そして今気付いた。

 俺の下半身が無い。

 何処へ行った。

 ああそうか。

 分かった。



 跳弾だ。



 「カハッ、カハッ、カハハッ、カハハハハハハハハハ。。。」不気味に響く笑い声が聞こえた。

 同時に、鉄屑と化した筈のミシェルが立ち上がった。

 「惜しかった。実に惜しかった。あと何千発か撃ち込んだらお前は勝っていた。惜しかった。」マイケルの目の前に体中から軋みを上げる化物が近づく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ