表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
EYES  作者: 和菓子
EYES
141/186

第六章「瞑想」 33










 ミシェルが号泣しながら包丁を床に叩きつけた。

 まさかーー!

 マックスはロバートの顔を覗いた。

 ロバートの顔からは生気が失われており、瞼は深々と閉じられていた。

 「あ…」震える指でロバートの首筋に触れる。

 脈がない。冷たくなったロバートの身体がマックスに全てを悟らせた。


 死んだーー


 ミシェルが出目金のように大きく目玉をひんむいて普段の冷静な様子からは想像がつかないような大絶叫を上げた。

 「あぁぁあぁぁあぁ!!!また俺が殺したんだ!!!また俺が殺したんだぁあぁぁあぁぁ!!!!」そう連呼するミシェルは、駄々をこねる子供の如く、床の上をのたうち回る。

 異様な光景に後ずさるマックス。しかしその時、マイケルは恐怖に支配された頭の隅で


 おかしい。


 と疑問を抱いていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ