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黒の錬金術師  作者: 秋元智也
46/57

46話 討伐依頼 (5)

ゴブリンの集落のような場所を襲撃し、全滅させ

る事に成功したハルカ達は、早速討伐部位を切り

取るとギルドへと戻ったのだった。


討伐依頼は2人以上のパーティーで行うのが基本

なので、一応最低限の条件はクリアしていた。


だが、実際に倒した中にはゴブリンキングも含ま

れており、中にはゴブリンアーチャーもいたのだ

という。


持ち帰った耳から判断できたらしい。

現場では、近くに落ちている武器で判断していた

が、ギルドでは鑑定スキルを持っている職員が担

当しているという。


「なんなんですか、これは!ゴブリンキングも混

 ざってるじゃないですか?それにこの量のゴブ

 リンを1日で……」


驚くのも無理はない。

二人で倒すには数が多すぎるからだ。

受け付け担当の女性は信じられないとばかりに声

を荒げたのだった。


だが、嘘は言っていない。

二人で討伐したことには、偽りなど含まれていな

いのだから……。


ギルドカードを出すと不思議な事にそこに討伐の

記録が付くらしい。


科学が進歩していない世界だからだろうか?

魔法の不思議なところだ。


「確かに……倒してますね……」

「だろ?だから言っただろ?」


自信満々で答えるメノウはまるで自分が倒したか

のような口振りだ。


記録ではパーティーで倒した事になっているらし

く、どちらがどう倒したまでは載っていないそう

だ。

ハルカにとっても好都合だ。


「こちらが、今回の報酬になります。キングと

 アーチャーの分は別計算で加算されておりま

 す」

「おぉ、すげーじゃん。やっぱり討伐依頼のが

 稼げるな〜」

「今回ので、お二人のランクが一つ上がります

 ので、受けられる依頼も上がりますよ」


受け付けの女性は出したカードを返すとお勧め

の依頼を教えてくれた。


ゴブリンをこれだけ討伐できるのなら、もう少

し難易度をあげてパーティー人数を増やせば、

もっと稼げる依頼もあるという。


「お!いいね。だったら、これ行くか!」

「ダメです。メノウさんの魔法はコントロールが

 甘いので、仲間を絶対に巻き込みます。ギルド

 でも、仲間を巻き込むような人はすぐに降格さ

 せるでしょう?」

「はい、そうですね〜、故意にやった場合は資格

 剥奪もあるかと」

「えっ……」


メノウの魔法は確かに強い。

だが、前衛も巻き込む可能性があるので、人数を

増やすのは得策とは言えない。


「なら、二人でいくか?」

「まだ早いです」


キッパリとハルカが言ったのは、この前メノウが

受けたがった依頼だった。


かなり金額がいいのだ。

それがポイズンリザードの討伐依頼だった。








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