最凶の占い師、名は鈴木はじめ

重なり合う世界の果てに

ハァ～。こっちに転生して１年くらい経ったか？良くある成ろう系の小説やアニメなんか良く考えるよ！何て思ってたらあの作者達は違う地球から来た逆転生者だったんだと今は解る。

俺は鈴木はじめ。こっちの世界でもこの名前を使ってる。日本で生きてる頃は毎日日雇いバイトで生活していた29才だった。その日も日雇いのバイト先に向かおうと地下鉄の階段を降りようとしてたらフードを深く被った男か女か分からない奴に突飛ばしされた。ぐるぐると回って救急車のサイレンが遠くから近付いてきたな、、って思ってたら真っ暗の闇の中に居た。

誰かが言ってたけど、死ぬ瞬間って超気持ちいいって聞いてたから毎日してるソロプレイの比じゃないくらいの感覚を一瞬感じた。目が覚めた瞬間ここがあの世か！って思った。皆が列に並んで俺も促されるように並んだ。列もどんどんと短くなり、俺は天国かな？地獄かな？死ぬ前に血を吸ってた蚊を叩き潰したしたしなんて思ってたら自分の順番がきた。