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真夜中、あなた、わたし

わたしには借金が二百万あります

現実逃避?たりめーよ!

吐き気がするもの

逃げ出した僕は村を出てもなお、走り続けていた。気分はオリンピック金メダリスト。

僕はよく妄想をする。それは圧倒的な能力でみんなから注目を浴び羨ましがられ崇拝される妄想。

でもそれはただの妄想にすぎない。妄想で留めておくべきなのだ。


俺には似つかわしくないんだ


幸せ が



全力疾走でずっと走っていたので肺が苦しくなってきた。僕は走るのを止めた。そして、草の上に仰向けに倒れ込む。

はあ はあ

はあ


息が苦しい

胸が苦しい

吐き気がする


逃げ出したんだ また



幸せならそこにあったじゃないか


神様は平等だ。こんな俺にも幸せを与えてくれているではないか。


だが、俺はいつもその幸せを自ら放棄する。



似つかわしくないんだ



僕は嘔吐した。


置いてきたアナタを想って

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