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第9話『新事実発覚!!盗み聞きはいけない!!』




後書きも読んでくださいね




現在、美羽、桔梗、正人、瀬名、美雪、クレアの6人は学院長室に集まっていた。


皆が座ったのを確認すると、桔梗が美羽に向けて問いかける。


「さて、美羽、今回の生徒が操られていた原因について、なにか目ぼしい情報は?」


美羽が何か答える前に、正人が疑問を口にした。


「なあ、桔梗。なんでそのことを学院長に聞くんだ?」


すると、桔梗は、ああと言う顔をする。


「そう言えば、教えてませんでしたね」


まずいですね。本当に忘れっぽい。若年性なんたらかんたらでしょうか?


いや、それは忘れっぽくなるレベルじゃないそうですからね。


まあ、そんな事はいいとして。いや、良くは有りませんが。


「美羽はですね、ギルド、『天空の覇者』のマスターなんですよ」


数秒の沈黙、そして、


「「「「ええええ!?」」」」


「おぉーハモリましたね」


「ハモったわね」


「え!?まじで!?あの世界ギルドランキングで毎回10位以内に入る、


あのギルド、天空の覇者のマスターが学院長!?」


「ええ、そうですよ」


さて、説明しましょう。


ギルドとは、モンスター討伐などの依頼を受け、それを遂行する機関です。


お金と、必要書類さえ揃えば、誰でもギルドを設立することが出来きます。


加入も簡単な手続きさえすれば出来る為、殆どの人たちはギルドに加入しています。


美羽がマスターを務める天空の覇者もそんなギルドの1つです。


まあ、マスターとは、そのまんまギルドのマスターです。


さらにギルドには、ランクと言うものが存在します。


下からG、F、E、D、C、B、A、AA、AAA、S、SS、SSSです。


ギルド加入後に基本能力測定をして、その時に最初のランクを決定されます。


それ以後は、試験を受けることによってランクを上げることが出来ます。


Sランク以上は二つ名と言う、その人の戦闘の特徴や容姿を使った、


ニックネームのようなものが付けられます。


たとえば、物凄く動きが早くて、見事な剣技を使う人だったら、


『神速の斬撃使い』と言う風に。


まあ、ギルドについてはこんな感じです。


次に、世界ギルドランキングとは、どれだけ優秀なギルドか、毎年一回、


様々なギルドの働きを、独自の機関が調査して、ランキングするものです。


これで、上位に入るのはかなり難しいと同時に、とても名誉なことです。


とまあ、こんな感じで良いでしょう。


「ちなみに、僕はギルド天空の覇者の幹部で、ランクはSSS。


二つ名は『漆黒の神』です」


「え、桔梗って、天空の覇者の幹部だったの!?しかも、SSSランク!?」


今度は瀬名が聞いてくる。


「ええ、そうですよ?」


「まあ、幹部会に出席してくれたことは今まで1度も無いけどね」


美羽がふてくされたように言う。


「めんどくさいですから」


十六夜桔梗。案外めんどくさがりやな男なのである。


「桔梗君、何で二つ名が漆黒の神なの?」


今度は美雪の疑問。


「神はまんまですね。漆黒は、僕がギルド員として活動するときはこういう容姿だからです」


そう言って桔梗がぱちんと指を鳴らすと、桔梗の白金の髪は漆黒に、


黄金の瞳も漆黒になった。


さらに、学院の制服も、漆黒の長ズボンと、漆黒のカッターシャツ。


さらには、漆黒のネクタイと漆黒のマントと、完全に黒ずくめである。


唯一、何時もは漆黒のリボンだけが、純白になっていた。


「へぇーなるほどー」


美雪が感嘆の声を洩らす。


瀬名とクレア、美羽も思わず見とれている。


黒ずくめになっても相変わらずの美少年ぶりであった。


しばらく、見惚れていた女性陣だったが、


クレアが緩みきった表情を元に戻して、桔梗に質問した。


「ねえ、桔梗。桔梗って一体何者なの?」


まあ、当然の疑問である。


美羽も含めたほかの4人は桔梗の正体を知っているが、クレアは知らないのだ。


15歳やそこらの少年が世界最高峰のギルドの幹部で、おまけにSSSランク。


それに、二つ名の神の意味はまんまと言うことは、神と同レベルか、


それ以上の力を持っているということになる。


クレアが桔梗の正体を知りたがるのは当たり前である。


それに対して桔梗は、なんの躊躇も無く自分の正体を教えることを選ぶ。


「まだクレアには話してませんでしたね。っとその前に」


しかし、クレアに教える前に、学院長室の扉のほうを向いて、静かに告げる。


「いつまで盗み聞きするつもりですか?盗み聞きは褒められた行為ではありませんよ?」


桔梗のその言葉と同時に、学院長室の扉が開き、


「あれ?ばれちゃってた?」


「だからやめときましょうと言ったじゃないですかぁ!!」


2人の美少女が姿を現した。




さて、どうだったでしょうか?

今回は更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

これ以上遅くなるのはまずいと思ったので、

無理矢理区切りをつけて投稿しました。

なかなか、話がまとまらなかったもので。

それに、個人的に好きな設定で、

小説を別に書いてました。

さすがに4作品も投稿すると、更新できるのかと言う批判がありそうだったので、

投稿するのを躊躇っています。

どうせ書くんなら投稿しろよみたいな意見も有るかもしれませんが。

そう言うわけで、意見をお待ちしております。

せっかくなら投稿しろと言う意見があれば、

投稿したいと思います。

それでは、また次回。

お会いしましょう。



次回予告!!

盗み聞きしていた謎の美少女二人の正体は!!

お楽しみに!!

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