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21 AiR

 21番目のゲーム雑記は、「AiR」です。

 

 wikiから引用します。


『AIR』(エアー)は、Keyが制作した2作目の恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群。前作『Kanon』と同様に少年少女の恋愛劇に不可思議要素を絡めたアドベンチャーゲームであり、シナリオが感動に特化した泣きゲーとして支持を集めた。


ここまで。




 このAIRを語る前にシナリオライターで企画の麻枝さんについて

説明したいと思います。


 ONE 〜輝く季節へ〜

 ONEという作品で、自分は、麻枝准という人を知ることになりました。

この作品は、Fateで有名なシナリオライターにも影響を与えたり

当時のインパクトは大きかったようです。

自分は、この作品で、麻枝さんの書いたシナリオを遊び、

ゲームの中で、遊んだ人の精神というか心を救うテーマを感じ、

この頃は、「お、おう、頑張れよ!」くらいに思っていました。

証拠としては、会社からの売り文句としても、

心に届くアドベンチャーゲームの第2弾

として販売されています。

この作品のもう一人のシナリオライターは、久弥さんというのですが、

こちらは、逆にゲームの世界(えいえんの世界)に浸って抜け出さなくも

いいよ!みたいな事を感じました。

こんなちぐはぐな二人が書いた作品が後に爆発的なヒットを生み出します。


 麻枝准さんは、この作品、

村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の

影響を受けたと言っていたのですが、自分はこの作品読んだ事がありません。

麻枝准さんは、このONEの作品のもつ持ち味を後々の作品でも

発揮していく事になります。


 麻枝准さんの特徴として、自分が感じるところとしては、

集合的無意識を本人は無自覚に信じていると思われる節があり

それが作品のもつ不思議さに影響を与えていると思います。

アニメ「シャーロット」でも無知か我を通したのか、

哲学の「自分はどうして自分なんだろう?」

を曲解して「自分はどうして他人ではないんだろう?」

なんていう集合的無意識を意識させるような主人公がいます。




 前おきが長かったですが、これからが本番で、

AIRについてです。


 AIRのオープニング「鳥の詩」が

発売当時から10年くらい知っている人は知っている

わりと有名な歌だったと思います。

麻枝さんは、この歌の作詞のみらしいですが、

作曲やプロデュースみたいな事までやっていて、

今年の紅白に出場するLisaさんは、麻枝さんがメインで

色々やったアニメ「エンジェルビーツ!」

でユイの歌役の人だったりします。


 自分が当時AIRを遊んだ感想は、

すごいゲームがきた、この先、このゲームを超えるゲームは

当分現れないと思いました。

どうすごいのか説明すると、

当時ゲームクリエイターになりたかった自分は、

ゲームを作って人に楽しく遊んでもらいたいくらいに

思っていたのですが、このAIRでは、

遊んだ人全ての人に幸せになってもらいあわよくば

遊んだ人が悟りまで得てこの世界(現実)を幸せにするための

同調とでもいうべきなのでしょうか?

メタフィクション要素で閉めていると感じました。

ここまでゲームで大風呂敷を広げたゲームを自分は知らないし、

そこまでやろうとしているゲームに対して

ゲームクリエイターとしての志として負けを感じました。


 ところが、当時、このAIRの人気は、

自分が感じた事まで到達する事ができた人はほとんどおらず、

大半の人は、観鈴という女の子の親子愛や、

頑張った観鈴という女の子のちょっと悲しい物語くらいまでで

感動が最大になって、麻枝さんが伝えたかった事を全て

受け止めたプレイヤーはほとんどいなかったのではないでしょうか。

アニメのAIRでもその片鱗は晴子の宇宙が背景になる演出で

少しだけ表されていますが、アニメではそれほど重要な要素としては

扱わなかったのかもしれません。


 このAIRという作品は、登場するヒロインの女の子と

幸せになってもいいし、観鈴のために自己犠牲を払う覚悟を

してまで人助けをしても良いのです。

過去に空に囚われてしまった女の子を麻枝准は、

持ち前の感性(集合的無意識)で想像し、

世の中の全ての不幸になってしまった女の子を救うため

このAIRという作品を創造したのではないかと思います。


 このAIRという作品では、ギリギリのバトンタッチで

世界が良くなる事を表しており、

悟りとは、前向きに生きる選択をするくらいの意味しかなくて、

後は、続く人に任せるような物語となっています。


 自分として、個としてのできる事は、

大局的にみて選択の精度を高め、後に続く人に任せるくらいしか

できないのです。


 このAIRという作品で限界を感じたと思われる麻枝さんは、

次の作品である、「CLANNAD」で、AIRで伝わらなかった部分を

もっとストレートにヒロインの女の子の解説で、

この世界は、街という擬人化された女の子に幸せを配られている

だんご大家族であると説明されています。


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