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14 臭作

 14番目のゲーム雑記は、臭作です。

 

 wikiから引用します。

『臭作』(しゅうさく)は、1998年3月27日にエルフより発売された18禁アドベンチャーゲームである。2001年10月26日にはシナリオを一部追加したDVD-ROM版が発売された。


『伊頭家シリーズ(またはおやぢシリーズ)』の第2作目に当たる。前作の『遺作』と異なり、「臭作」は主人公としての登場である。また、このゲームを原作にしたOVAも数作リリースされた。


概要


名門音楽学校である粛正音楽学院の女子寮へ偽管理人としてもぐり込むことに成功した鬼畜男・臭作が、学院の女教師に自分の身元が発覚しそうになったことをきっかけに、7人の女子寮生をターゲットとした「たくさん写真を撮って女の子を脅しちゃうぞ、作戦」を実行に移し、また女教師も睡眠薬を入れて監禁し、計8人の女を陵辱することを目論む。

ここまで。




 ガチのエロゲです。

 

 感動系のカノンなどと違い、始めからエロ狙いのゲームです。

 

 株式会社エルフといえば同級生シリーズなど、

恋愛系のエロゲが大ヒットしたメーカーです。


 ソースがないのですが、エロゲの中でもFateシリーズと争う、

世界トップを争う売上げだったと記憶しています。


 そう、日本人は、他の国がFPSや戦術シミュレーションなどで

遊んでいる時に、エロゲで遊ぶ人が多数だったのです。


 日本のエロゲやアニメは、HENTAIと呼ばれ、

今では世界で通用する世界共通語にまで知られています。


 外国では聖少女のエロゲのアニメ、

バイブルブラックなどが牽引した部分が大きかったりするかもしれません。


 Fateなどは、中高生が英雄を従えて、

同世代の子とイチャイチャしたり、エッチするなどという子供が大人になる時期に

喜ばれるようなエロゲ(Fateは体験版したやってないので想像です。)でしたが、

この臭作は、ガチでエロ目当てのゲームです。



 これからネタバレが入るので知りたくない人はさようなら。

 

 




 

 

 この臭作は、メタフィクションになっています。

 

 ゲームの最初では、この女の子に酷い事をするゲームだと

説明し、こんなゲームで遊ぶのは嫌だから中古として売り飛ばす。

などの選択が出てきたりします。


 また、画面のこちら側に臭作が話しかけてきたりなど、

メタフィクションがちらほらと散りばめられた演出になっています。


 このゲームのメインヒロインは、実は攻略できません。

 

 どういう事かというと、勘が異様にするどくこちらの画面に

いるプレイヤーにまで気付くというレベルです。


 そして、この娘に、あなた(プレイヤー)はこんな

酷い事をできる人ではないはず、といって画面越しに

手の平を画面に当てる演出が出てきます。


 そう、このゲームは、エロゲでエロい事で遊べる

ガチのゲームだと思わせて釣っておきながら、

そういう人を改心させて、エロゲをやめさせようという

アンチエロゲだったのです。


 そんなクリエイターの心、プレイヤー知らず、

詐欺だ!騙したな!などと言った人がいるかはわかりませんが、

後にマージャンゲームで少しだけ脱いだらしいです。


 その後、エルフはどんどん落ちぶれて

見事かどうかはわかりませんが、時の流れか

エロゲも売れなくなり、エロゲという文化も衰退していきましたとさ。


 めでたし、めでたし?



2019.12.20追記

「ネコぱら」というエロゲがsteamでかなり売れているそうです。

(2019年06月 累計260万本)

エロゲも海外では衰退していないみたい。

なんだか10年くらい日本の萌え文化から遅れているように感じます。


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― 新着の感想 ―
[良い点] つい先日アベマの番組でやってたのですが、今でもエロゲの需要は結構あるみたいですよ。 専用の声優養成学校などもあったり、今でもなんだかんだエロは業界を支えているようです。 私も歳をとって興…
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