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84.修行開始

弟子用に教材を作成する


作る本の表題と内容は、とりあえず次の3冊


1.魔力制御技術初級(魔術師としての基礎、暴走予防目的)

2.拳法体術初級(接近戦に弱い魔術師を減らす。健康法と美容法も兼ねる)

3.陰陽術初級(モンキーモデル相当に弱体化させ、燃費を向上させた陰陽術)


これを授業で使用して。反応を見ながら修正。最終的に完成した教本はネットで売ろうかと思っている。魔術は神秘とか一子相伝とか言ってる流派は目を剥くだろうが。共通化と共有をしてこそ発展の可能性が拓ける。


そもそも複数世界雲ワールドクラウド間では、技術交流は普通だし。俺自身がその恩恵を受けて、技術交流の有用性を実感してるところだしね。


仮想加速空間で作成。動作テストと添削をして、バージョン1完成。ちなみの日本語版だけです。英語版を作るのは完成版で良いよね。弟子たちは日本語できるし。


これを渡して、「とりあえず目を通しておいて、明日から修行もするから」と伝えて置きます。「日本の陰陽術は、もっと秘伝っぽいかと思ってた」と意外そうな顔でした。ま、武術の世界でも、もったいつけて秘伝は別料金をぼったくる流派があるもんね。


翌日。「体操が出来るような服装で」と言っておいたので全員ジャージ。「何事も基礎体力が重要。スタミナが切れると集中力も維持できません」、「まずは、体術の基礎と体力づくりから始めます」、「あ、強化魔法や回復魔法は禁止ね」と言って。マラソン開始。


前に言ったと思うけど。うちのキャンパスは丘の上にあります。表側の道は車道、裏側は遊歩道。これを廻るということは、アップダウンが凄い。普通のマラソンの3倍程度は足に来る。なので、1周目で全員ギブアップ。


軽く説教をします。「魔術師は移動砲台で紙装甲。という考えは古いです」。「大魔導師を名乗っていても、近接戦闘できる人間に接近されたら負けます」。「なので、このマラソンは続けます」。「今日はお風呂に入って体をほぐしてください」と言って解散。


魔術も陰陽術も教えて無いじゃん。これでは普通の運動部と変わらない。という突っ込みはありませんでした。全員、息があがってるので、反論する元気もなかった。反論されたら、「運動部はもっと過酷だと思うんだ。」と言おうと思っていたのに。


これで疲れて寝てしまうか。渡した教材読んでくるかが。実は試験でもあるのだけれど。はたして、何人が気づくかな。疲れ果てても魔法が使える人間と、寝転んで無力化される人間。どっちが生存率が高いかな?

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