40.引っ越し
ロボットの組み立ては難航。仮想加速空間での作業に慣れてたので、リアルの時間が飛ぶように過ぎて焦る。庭園は、とりあえず枯れないように魔法で維持してるけど。そろそろやばい。ガーデナーって大事な仕事なのだなあ、かの最後の皇帝様の最終就職先だし。
焦る主に気を利かせたシロ達が。ガーデナーのカリキュラムを受講。庭師3級資格を取得。これで、しばらくは息がつける。時の庭園化(荒れ放題の廃墟)とか、嫌だもんね。
というわけで。うちの庭園では。麦わら帽子をかぶって、カーペンタータイプの紺のオーバーオールを着た幼女が二人して、庭の手入れをしています。ちなみに、ヤミは視覚化してるだけで、実際は念動での作業。いつの間にか、ポルターガイストとホログラム投影のソフトを手に入れていたようです。
そんなこんなで、夏休み。帰ってもよいが、こちらでやりたことも多い。
それに、研究室とバイト先に顔を出す以外は、ほぼ庭園にこもっての作業の日々が続くので。下宿と固定電話は解約したほうが良いかも。と、思い至り。不動産屋さんとNTTに連絡して解約。リアルの手紙受取先には、美月の家を登録させてもらう事にして、許可をもらいます。引っ越しはアイテムボックスなので瞬時に終了。クリーンの魔法も使ったので、敷金は全額戻りました。
そんなわけで、今日から書類上は神奈川県民です。
しかし、美月の両親の物分りが良すぎるのも気になります。婿が、書類上はともかく、他人から見たら住所不定になるのですが。良いのだろうか。まだ魔法バレはしてないそうですが。時間の問題かも。
と、思っていたら。美月の家に行った時に、私の部屋が用意されていました。(退路を絶たれた)
最後の皇帝、映画ラストエンペラーが元ネタ




