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纏狼のノア  作者: 槻白倫
序章
12/28

第12話 魔纏狼


「はあっ、はあっ、はあっ……!!」


 息を切らしながらノアは走る。


 後ろから、アードラーが追ってきているのではと不安になり、何度も後ろを振り返りながら走る。


 途中で何度も躓いて転びそうになりながらも、なんとか耐えて走り続ける。


 いつものように綺麗な走り方ではない。乱雑で、呼吸も手足の動きもばらばらだ。と言っても、手の方はアレイを抱えているので振ってはいない。しかし、もしも両手が開いていたら、ばらばらの動きをするであろうことは、今のノアの様子を見れば明白であった。


 それほどまでに、ノアは今取り乱していた。


 勝てると思っていた。


 根拠は無いけれど、勝てると思っていた。


 いや、事実ノアの秘蔵のあの技はアードラーに効いていた。


 あの技を、ゼムナスは「魔装波動マギウェイブ」と呼んでいた。


 「魔装波動」は自分の魔素を波のように振動させて、相手の魔素を巻き込んで揺らす、という技だ。


 人は、大抵似たような魔素を持っていたりするが、全く同じというわけでは無い。そのため、魔法として変化する前の他人の魔素が体内に入れば、たちまち体が拒絶反応を起こす。似た系統の魔素であればその拒絶反応は小さいのだが、その魔素の系統が遠ければ遠いほど拒絶反応は大きくなる。


 そして、拒絶反応を起こす体に加えて、送り込んだ魔素を滅茶苦茶に動かせば、敵の体内で魔素が暴れ回り、そのダメージも大きくなるという寸法だ。


 「魔装波動」があれば、敵が鎧を着ていようが魔素を送り込めた時点でダメージは確実なため、対纏鎧士用の技として成り立っていたのだ。


 しかし、技として成り立っていても、それを相手に食らわせられるかどうかは、また別の話だ。


 一度目は成功した。だが、二度目は無かった。


 ノアは、隙を窺ってもう一度当てればいいと思っていた。だが、実際それは無理であった。


 アードラーは隙など晒していなく、その隙こそがアードラーの罠であった。その罠に引っかかったから、自分は死にかけ、アレイは今瀕死の重傷を負っている。


(俺は、バカだ……ッ!)


 「魔装波動」があれば、どうにかできると思っていた。実際にアードラーはダメージを負っていたし、「魔装波動」は有効だった。


 しかし、そうではなかった。技が有効でも、当てられなければ意味がないのだ。


 それに何より、ノア自身も最初に気付いていたではないか。


 最早、立っている土俵が違うのだと。


 そもそも纏鎧士は、使用者の地力が低くとも、鎧がそれを底上げしてくれるし、特殊な能力も備わっている。


 アードラーは元の技術も格上ならば、使用している武器も格上のものだ。そんな相手に、真正面から挑んで勝てるわけがなかったのだ。


 それを、怒りに任せて真正面から挑んでしまった。


 その結果、ミスを犯しアレイに重傷を負わせてしまった。そのことがたまらなく悔しく、そして、自分が生きていることにほっとした自分がたまらなく嫌になった。


 怖かった。


 アードラーの拳が迫ったあの時、ノアはかつてないほどに命の危機を感じた。身がすくむほどの恐怖に襲われた。


 ノアは、悔し気に顔を歪める。


 震えそうになる腕を力ませ、なんとか震えを抑える。


「ノ……ア…………」


「――ッ! アレイ!」


 そんなノアの様子に気付いたからか、腕の中のアレイが息も絶え絶えにノアに声をかける。


「止、まれ……」


「でも! 止まったらあいつが!」


「あ、いつは……まだ、来ねぇよ……」


「でも!」


「い、いから……降ろせ……な?」


 アレイに言われ、ノアは数瞬の躊躇いを見せたあと、足を止めた。


アレイをそっと降ろして、近くの家の壁に寄りかからせる。


そこで、アレイの胸に穴が開いていることを思い出し、いつもより上がっている息を無理矢理整えると、アレイに両手をかざし、魔素を集中させる。


「ライト・ヒール!」


 ノアは、エレンに教えてもらった回復魔法をアレイにかける。


しかし、低級の回復魔法では、胸に空いた穴は癒えてはくれない。


「――ッ! ライト・ヒールッ!!」


 ノアは、もう一度回復魔法をかける。しかし、やはり傷が塞がる様子はない。


「ライト・ヒール! ライト・ヒール! ライト・ヒール!」


 塞がらないと分かっていながらも、ノアは連続して魔法をかける。


「ライト・ヒール! ライ、ト……ヒール! ライト……ヒール……!」


 だが、やはり傷は塞がってはくれない。


 それもそうだ。アレイの傷は、最早低級の魔法でどうこうなる代物ではない。


 ノアの目からは涙が溢れ、詠唱もつっかえつっかえになってしまっている。


「ライト……ヒール! ラ、イト・ヒールぅ……ッ!」


 しかし、詠唱は決してやめない。


 万に一でも助かる可能性があるのであれば、諦めない。


「ライト……ッ!」


「も、いい……」


 もう一度魔法をかけようとしたその時、アレイがひどく緩慢な動作でノアの両腕を下に降ろした。


「アレイ……?」


「もう、いい……魔力、の……無駄だ……」


「無駄って、なんだよ……」


「俺は、もう無理だ……分かるだろ……?」


 息も絶え絶えに言うアレイ。


 アレイの言っていることは分かるし、そうであると理解もしている。


 だが、だからと言ってそれを許容できるわけでは無い。


「ふ、ふざけんなッ! アレイは、俺のせいでこうなったんだッ! 絶対に! 絶対に助けるッ!」


 ノアは両腕に乗っていたアレイの右手を跳ね除けると、魔法をかけようとした。


 しかし――


「ノアッ!!」


「ッガ!?」


 突如、額に激痛が走り、しかしがチカチカと明滅した。突然の出来事に、ノアは魔法を中断せざるをえなかった。


後ろに倒れそうになっている身体は、両腕を引っ張られることでなんとか倒れずにすんだ。そこで、自分に何が起こったのかに気付いた。


 両腕を器用に片手で掴んだアレイに思いきり頭突きをされたのだ。


 両腕は掴まれているため、頭突きをされた頭をさすることもできないノアは、顔を顰めることしかできなかった。


「なにするんだよ!」


 突然のアレイの行動に、ノアは文句を言う。


 そんなノアを見て、アレイは辛そうにしながらもニヤリと笑う。額には玉のような汗を流し、ニヤリと笑う口元は引きつっていて、見るからに無理をしていることが分かった。


 そんな様子のアレイに、ノアは二の句を告げることができなかった。


「取り乱してんじゃ、ねぇよ……バァカ……」


「と、取り乱すよ、こんなの! 分かってるのか!? お前は今死にかけてるんだぞ!?」


 アレイに、取り乱すなと言われて、ノアは今の自身の状態を楽観視しているようなアレイの様子に、苛立ち声を荒げる。


 しかし、そんなノアの様相を見ても、アレイは笑みを崩さない。


「ほら……また、取り乱してる……」


「うっ……そ、それは、アレイが呑気なこと言ってるからだろ!」


「呑気、ね……そうかもな……」


 アレイは、自身の胸に空いた大きな穴を見る。


「良いんだ。俺は……これで良いんだ……」


「は?」


 これで良いとは、どういう意味なのだろうか。


 まさか、死にそうになっていることを肯定しているわけではあるまい。まさか、自分が死ぬことを肯定しているわけではあるまい。そう考えるノア。


「俺は、ここで死ぬ……それ、が……運命、だ……」


 しかし、ノアの考えは当たってしまっていた。


 アレイの、死ぬことを受け入れているその様子に、ノアは無性に腹が立った。ノアは、奥歯を噛みしめてアレイを睨み付ける。


「ふざけんなッ!! 死ぬのが運命とか、そんなの……ふざけんなッ!!」


 怒りのあまり、言葉が思い浮かばない。いや、色々言いたいことは思い浮かんでいるのだ。ただ、言いたいことが思い浮かびすぎて、どれを言うか考える暇がないのだ。だから、言おうとしたタイミングで違う言葉が思い浮かんでしまい、うまく文脈が繋がらない。


 だからノアは、今一番言いたいことを、言わなければいけないことを言うことにした。


「お前が死んだら、アードラーはどうすんだよ! 断言するけどな! 俺一人じゃ絶対に勝てない! 町の皆で戦っても犬死するだけだ! だから! だから……」


 言わなければいけないことを言おうとしたのに、出てくるのは弱音ばかり。こんなことは、いちいち言われなくても、アレイも十分に分かっていることだ。


 違う。本当は、もっと違うことが言いたい。


 アレイが言った通り、アレイはこのままなんの治療もしないままだと確実に死んでしまう。


 しかし、この町に回復魔法の使い手はいない。この傷では、ゼムナスが以前、ノアの治療のために連れてきた回復魔法のスペシャリストである部下のお姉さん並みの実力が無ければ治せない。むしろ、この傷でなぜまだ生きているのか不思議なくらいであった。


 アレイは、死ぬ。それは、今の状況ではどう足掻いても変えられない。


 だから、本当は、アレイが安心して眠れるように、俺に任せろとか、俺がお前の仇を討つとか、アレイを安心させる言葉を聞かせてあげたい。


 けれども、そんなのは、無理だ。


 涙は、ずっと流れたままだ。


 どんなに強がっても、どんなに苛立っていても、アレイが死ぬと分かってしまったから、アレイとこれで最後になってしまうと分かってしまったから、悲しくて、涙が止まらなかった。


 だから、弱音しか出ない。


 弱音を吐けば、しょうがねぇなとか言いながら、頑張って一緒に居てくれる気がしたから。弱音を吐けば、支えてくれる気がしたから。


「だから……死ぬなよ……」


「それは……約束できねぇな……」


「俺と、旅に出るんじゃなかったのかよッ!! それに、捜してる人はどうするんだよッ!! まだ見つけてないんだろ!? まだ全然、色々途中じゃねぇか!! 中途半端に終わらせようとするんじゃねぇよッ!!」


 ノアの指摘に、何が可笑しいのかアレイはくくっと笑う。


「わり……そうだな……ここで終わったら、中途半端だ……」


 アレイはそう言うと、酷く緩慢な動作で自身の胸元をまさぐった。そして、内ポケットに入っていたのか、一つの黒い腕輪を取り出した。


 腕輪は、簡素なデザインで狼の彫り物が彫られているだけであった。


 しかし、そんな簡素な腕輪からは、とてつもない威圧と力を感じた。まるで、とてつもなく格上の餓えた獣の目の前にいる、そんなような威圧感と、アードラーの魔鎧『暗黒魔帝ナイトメア』以上の力だった。


 そんな驚異的な腕派ではあったが、その腕輪からは脅威を感じなかった。


「これ、やるよ……」


「これ、は……?」


 これは、と訊いておきながらも、ノアはこれがなんであるかを分かっている。分かっているからこそ、動揺を隠せない。


 なぜそれをアレイが持っているのか。なぜそんなものをアレイが自分にくれようとしているのか。色々な疑問が溢れ出てくる。しかし、疑問が溢れてくる中で、アレイが自分に腕輪を渡す理由だけはすぐに理解できた。


「俺は、これを託せる奴を……ずっと捜してた……」


「じゃあ、アレイの人捜しって……」


「ああ。特定の誰かじゃなくて、条件に合う誰か、だな……」


 これがまた難しいのなんのと、冗談めかしたように付け足すアレイ。


 しかし、この腕輪がどんな代物であるか分かっているノアには、アレイの苦労が途方もないことだということが理解できた。人捜しを、あのアードラーに追われながらするのだ。並大抵の苦労で済む話ではない。


 だから、アレイの言う条件に自分が見合うかどうか、いささか自身が無かった。


「お、俺は……」


『ようやく見つけたぞ』


 自分が本当に見合うかどうか、それをアレイに訊こうとしたその時、ノアの声を遮る二人以外の別の声。


 ノアは慌てて振り返り構えをとる。


 二人の後ろにいたのは予想通りの人物、アードラー・グレイスであった。


 ノアは、アードラーの接近に気付けないほど動揺していたことに、内心で舌打ちをする。


 アレイも立ち上がろうとしたが、直ぐに足に力が入らなくなったのか、前のめりに倒れこむ。それを、ノアは慌てて支える。


 そんなアレイの姿を見て、アードラーはフッと鼻で笑う。


『無様だな。最早屍も同然ではないか』


「うる、せぇ……まだ棺桶にゃあ足先しか入ってねえっつうの……」


 最早自分が死に体であることはアレイも認めるところ。しかし、まだ死んではいない。死んでなければ、やれることもまだある。


 ノアの背中を押してやることくらいならできる。


 アレイは、ノアの胸をとんと軽く叩く。


「ノア、使え……」


 そして、ノアに差し出したのは先ほどの腕輪。その腕輪を見たアードラーは馬鹿にしたように笑う。


『無駄なことを。それがなんであるか、知らぬ貴様では無かろう? 託すには、そこの小僧は矮小すぎる。無理に使えば死ぬだけだぞ?』


「うるせぇよ。ノアは、お前なんかよりもずっとずっと相応しい存在だ。なにせ俺の……」


 そこで言葉を区切ると、アレイは、血が抜けて青白い顔に純粋な笑みを浮かべる。


「ヒーローだからな!」


「アレイ……」


 アレイが、何故自分をそこまで買ってくれているのか、正直皆目見当もつかない。ノアとしては、今日初めて会って、気が合うなと思ったり、死んでほしくないと思ったりする、いわば大切な人だなと思える人であることは間違いない。恐らくは、アレイもそう思ってくれているはずだ。


 しかし、だからこそ、ノアはそこまで自分を買ってくれる理由が分からない。


確かにノアは、アレイに食料を与えて助けた。しかし、逆にそれだけだ。アードラーに手傷を負わせたが、逆転の一手にはなりえなかったし、それどころか、足を引っ張ってアレイに重傷を負わせてしまった。


良いところなんて一つも見せてない。


 それなのに、アレイはノアをヒーローと言う。


「……お前なら……使える」


 腕の中のアレイは弱々しくて、今にも死んでしまいそうであった。けれども、その声は強さに満ち溢れていて、この状況でも全く諦めを見せてはいなかった。


「使え……大切なものを……守りたいならッ!」


「――ッ!!」


 そうだ。怖がってる場合じゃない。怒り狂ってる場合でもない。


 守らなきゃいけないんだ。


 カレンを、エレンを、カイルを、皆を。そして、アレイを。


 アレイは諦めてない。なら、ノアもアレイが救えないと諦めている場合ではない。


 ノアは決意する。怒りのために戦うのではなく、誰かのために戦うのだと。


ふと思い起こせば、誰かに似たようなことを言われた気がした。


 少し思い出そうと頑張ってみれば、すんなりと思い出すことができた。


 そうだ、ゼムナスにも似たようなことを言われていたのだ。


『強くなるんだ。大切なものを、守りたいなら』


 なんで、ゼムナスがそんなことを言ったのかは覚えていない。けれど、その言葉は覚えている。


(これは、絶対成し遂げなきゃな……)


 自分が尊敬している二人に言われているのだ。ならば、成し遂げなくてはなるまい。


 強くなって、大切なものを守る。だから、力を借りる。


 ノアの顔つきが変わったのか、アレイは安心したように言葉を漏らす。


「お前なら……やれるさ……」


「ああ。やれるし、やらなきゃいけない。俺には、守るべきものがあるから」


 覚悟を決めた強い瞳でアードラーを見やり、ノアはアレイから腕輪を受け取った。


 アレイをそっと寝かせると腕輪を右腕にはめる。


『愚かな。自ら勝率を下げるか』


「勝率を下げてるのはお前だ、アードラー。俺を……俺達を止めなかったことを後悔するぞ」


 一歩、また一歩とアードラーに近づく。


「行け……ノア……目の前の悪なんざぁ……喰い千切れ」


「ああ。やってやるよ」


 何て呼べばいいのか、どうすれば力を借りられるのか、知らないはずなのに理解した。理解できたという事は、つまり向こうも力を貸してくれる気があるという事なのだろう。


 自分の欲した力に認められ、ノアは高揚感を覚える。


 しかし、今はその高揚感を抑える。今やらなくてはいけないことに、浮かれた高揚感は必要ないのだから。


 今は、皆を守るために、勝って帰るという覚悟だけで良い。


 ノアは右手を前にかざすと、あらん限りの声でその名を叫ぶ。


魔纏狼まてんろうォォォォォォォォオオオオオオオオッ!!」


 瞬間、ノアの周りを黒が舞う。


 舞った黒はノアの姿を隠す。


 黒の奔流は数秒でノアの周囲から霧散した。そして、黒が霧散した場所に立っていたのは一匹の、いや、一人の狼・・・・であった。


 その全身は黒く、アードラーの『暗黒魔帝』と似たような雰囲気ではあるが、野性味のあるフォルムをしていた。


 魔鎧『魔纏狼まてんろう


 それが、ノアに力を貸してくれた魔鎧の名であった。


 その姿を見たアレイはニヤリと笑い、アードラーはそんな馬鹿なと驚愕する。


 そんな二人の反応に、狼――ノアは気にも留めずに構えをとる。先ほどと同じ構えであるのに、その威圧感は先ほどとは比べ物にならないほどであった。


 構えを取りながらも、ノアは後ろのアレイに声をかける。


「アレイ」


「なんだ……?」


 少し辛そうに答えるアレイ。


 そんなアレイに、ノアは言う。


「死ぬなよ?」


 ノアも、分かっているだろうに、そんなことを言う。


アレイに死んでほしくないと思っているノア。たった一日未満の時間しか過ごしていないのに、そこまで自分のことを思ってくれているノアに、アレイはくくっと笑みを浮かべる。


(嬉しいねぇ……そんなに大切に思ってくれるなんてさ……)


 口には出さない。口に出してしまえば、嬉しさでついお喋りが過ぎてしまいそうだから。


「ああ。まだ死なねぇよ……」


 だから、その一言だけに留める。


 ノアの戦いが終わるまで、体力を温存しておかなくてはならないから。


 ノアは、アレイのその一言で満足したのか、こくりと一度頷くアードラーに言う。


「さあ、行くぞッ!」


 凄まじい気迫のノア。そんなノアの様子を見たアレイは、安堵したように息を吐いた。そして、二人の戦いをジッと見る。


 ノアの、戦う姿を目に焼き付けるために。


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