5・第一歩
貯金に異動になってしまった……/(^o^)\ナンテコッタ
……約款マジ面倒くさかった!
でも作った甲斐あって基本構造は出来た!
と云っても本当に基礎部分だけで虫食い状態って言われても仕方ない出来なんだけどね。そもそもまだ通則+αだけだし。……あれ? これ約款て言うのかな? まあいっか。
さて、約款(のような物)も出来たし、許可とりにいきますか!
んでやって来たのは商業ギルド……じゃなく役所。え? 定番のギルドはって? あるよ? でも先ずは上に許可貰わないとね。ここの商業ギルドは日本の商店街組合みたいなもので、許可を出すのはあくまで役所。ってなわけで受付へ
「……全国隈無くですか。この営業エリアだとすぐには許可出せません。全国の役所と連絡取るのでどんなに早くても一年は掛かります」
ナ! ナンダッテー!? 糞! こんなところにも郵便が無いことの弊害が……(え? 魔法あるんだから電話やメールの代わりは無いのかって? あったとしても書類じゃないと結局決済もらえないじゃん。……前世だと郵便は斜陽だったから、電子(?)通信部門作ったら分離しない方がいいかもな)
しかし! これを是正するために立ち上げるんだ、最初は少し我慢しなければ……
「運送なら最初からここまで広くせず、二つか三つの都市結べばいいのではないでしょか? その後順次広げることもできますし。若しくは他の方達みたいに既存の商会に、というのも手ですが」
既存? それじゃあ意味がない。しかし成る程、A・B間を最初やり、Bの役所でB・C間の許可を取りってのを繰り返すわけか。どうせ一人だとカバー範囲も限度あるし、よし、それでいこう!
「じゃあまずは、近くてそこそこ大きいオロレアンまでの営業許可を」
「畏まりました。ではこちらにその旨の記入を」
必要事項を記入し、最後はサイン。今後は色んな書類にサインするんだなー。……鬱陶しいと思ってた判子が恋しい。(因みに誰にも真似できないように草書体。ただ横に書くから繋ぎ方が変)
「承りました。手続きに二週間程掛かりますので、その時になりましたらまた御来庁下さい」
「ありがとうございます」
さあ、運命の日まで後二週間。それまでに他の物を一気に用意・調達しなくては!
約款はマジもんを参考に(てかほぼパクリw)資料用として書きました。なので載せる予定はありません。当初は載せる予定だったんですが、載せたらリアルで突っ込みありそうなので止めます。