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『神との対話』との対話  作者: いのうげんてん
2章 『神との対話』-私なりの説明
66/235

  (12)金銭

記述ルール

────────────

①原著の引用文は、┌---で囲み、引用ページは、《神との対話1- P22》(1~3巻-ページ)と表します。(続編『神との友情』、『新しき啓示』も同じ)

②原著の対話形式は、神:、ニール: のように発言者名を文頭に記し、表します。

────────────



〔5 生 活 (12)金銭〕


┏━あらすじ━━


・お金は、人生を生きるためのツール(道具)の1つ。


・お金自体やお金を稼ぐことに正邪はなく、人間がそれをどう扱うかによって正邪が決まる。


・お金にまつわる多くの問題を解決する1つの方法は、お金の「見えない」という性質をなくすこと。


・金銭の授受がオープンにされれば、その不公正さ、不公平さが暴露され、社会の有り様に変革をもたらす。


┗━━━━━━━



[5-(12)-1]《あなたは、金は悪いものだと思っている》


┌----------

 あなたは、金は悪いものだと思っている。


 あなたにとっては、「良い」と判断することは金銭的な価値が低いことになる。


 金について、あなたがたは考えちがいをしている。あなたがたは金を愛しているのに、金はすべての悪の根源だと言う。


《神との対話1-P220》(一部略)

└----------


 『神との対話』には、金銭(お金)について書かれています。


 お金は、人生を生きるためのツール(道具)の1つです。


 すべての物についていえることですが、お金自体には、正邪も善悪もありません。


 人間が過去に経験したお金にまつわる邪悪な側面が、少しずつ人々の心に浸透していき、「お金は汚いもの、邪悪なもの」という先入観が人間に植え付けられてきたといえるのです。


 「お金は悪」と考えると、大金を稼いだ金持ちは悪い人となり、良いことをしてお金をかせいではいけないことになります。お金をかけることは、悪い行為となってしまいます。


 その典型例として、「聖職者は清貧でなければならない。崇高な天職を選んだものは、誰よりも報償が低くて当然だ」という社会通念を上げることができます。


 お金自体やお金を稼ぐことに決して正邪はなく、人間がそれをどう扱うかによってお金の正邪が決まるのです。



[5-(12)-2]《金銭の「見えない」という性質を排除しなさい》


┌----------

 金銭の「見えない」という性質を排除しなさい。


 いま、公正さや平等、誠実さ、その他の共通の善が市場で実現できないのは、金を隠すことがあまりにも簡単だからだ。


 わたしが言うのは、すべての金銭の授受が公開されれば、少なくとも賃金差別はむずかしくなるだろうということだ。


 金銭の動きをオープンにするだけで、もっとたくさんのことが職場からも、世界からも消えるだろう。


 本当のことを知ったら、世界でいま行われていることの90%は許されないだろうということだ。


《神との対話2-P237》(一部略)

└----------


 お金にまつわる多くの問題を解決する1つの手段は、お金の「見えない」という性質をなくすことだといっています。


 それは経済的側面だけでなく、社会の有り様にも変革をもたらすだろうといっています。


 現代社会では、個人のプライバシー保護の一環として、お金は隠されています。隠されているために、その不公正さ、不公平さが見えなくなっているのです。


 それが、お金にまつわる多くの問題を作り出しているというのです。


 労使や性別による賃金格差、社会的貧富の差、先進国企業による途上国での利益取得などについては、金銭の授受がオープンにされれば、その不公正さ、不公平さが暴露され、大騒動が持ち上がるだろうといっています。



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* 〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく存じます。→http://ncode.syosetu.com/n6322bf/

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