第91話 虚無
ドイツ軍はタイス川を防衛線に戦った
ソ連軍は川を渡るため各地で橋の建設を始めた
ワイらはそれを阻止しなければならない
彡(●)(●)「橋、資材置き場、周辺道路を爆撃や!」
(⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)「了解!」
ひゅーん●~*ドカーン!!ひゅーん●~*ドカーン!!
( ゜∋゜)「目標の破壊を確認」
彡(●)(●)「よし帰投する」
ワイらは間断なく攻撃し、戦果も上げた
そのためタイス川北部の敵の行動の遅延に大きく貢献した
しかし、他の地域ではソ連軍の橋の建設が着々と進んでいた
10月末
ソ連軍は総攻撃を始めた
敵の攻撃はすさまじく防衛線は突破された
そしてその勢いを保ったままハンガリーの首都ブタペストへ向かおうとしている
数に劣るドイツ軍は被害を出しつつ後退するしかなかった
そんな中、ワイの乗る爆撃機1機と護衛戦闘機4機での戦車部隊への攻撃が計画された
物資の補給路が敵に荒らされ物資が枯渇していたため
このような少数で戦いに赴かなければならなかった
目的地に近づくにつれ敵の姿を目視できた
彡(●)(●)………
(; ゜∋゜)「なんて数だ…………」
ソ連の戦車部隊が列をなして走行していた
さらにその上空には護衛の戦闘機が密集していた
ワイの隊と敵の部隊の数の対比はまるでこの戦争の縮図のように感じられた
(⌐☭_☭)「あれはルーデルだ!ルーデルの豚野郎だ!!」
(⌐☭_☭)「戦闘機部隊!あいつを集中して狙え!!」
(⌐■_■)「戦闘機は我々に任せ、隊長は戦車を狙ってください」
彡(●)(●)「よっしゃ!」ズダダダダダダダダ
数に劣ったワイらであったが
この戦闘では戦車5台、敵戦闘機数機を撃破した
( ゜∋゜)「この戦いは俺たちの勝利だな」
彡(●)(●)「せやな………」
( ゜∋゜)「嬉しくないのか?」
彡(●)(●)「嬉しいで………でも虚しいんや………」
彡(●)(●)「古来どの戦場でも繰り返されてきたことやが………」
彡(●)(●)「戦争では個人がどれだけの戦果を上げても………」
彡(●)(●)「敵の行動をわずかに遅らせるのが関の山………」
彡(●)(●)「完全に阻止するなんて不可能や」
( ゜∋゜)「そうだな………」




