第38話 いたずら
戦場では鬼のように戦うワイらも
平時では無邪気な男の子でしかない
隊に見習の若い軍医(◎―◎)がおった
この軍医はとても小賢しいやつで
射撃の喧騒に耐えられないからと理由をつけて
戦場に出ようとしない女々しい奴やった
ワイらはこいつにちょっとした悪戯をすることにした
電話中
(⁻◎ω◎⁻)「あーゴホン、ゴホン」
(⁻◎ω◎⁻)「こちらはお前の上司だが、分かるか?……」
彡(^)(^).。oO
エッケルの声マネはたいしたもんやで
上級軍医の声にそっくりや
(;◎―◎)「え、あ、はい。なんでしょうか?」
(⁻◎ω◎⁻)「君は今すぐにスターリングラードに向かってくれたまえ」
(;◎―◎)「え?スターリングラードはすでに敵の手に落ちたのでは……」
(;◎―◎)「それに私はそんな前線には出れません……ムリです」
(⁻◎ω◎⁻)「ムリ?なぜムリなのだ?」
(;◎―◎)「心臓です。心臓の発作がひどいんです。」
(⁻◎ω◎⁻)「そうか……だが、これはもはや決定事項だ」
(⁻◎ω◎⁻)「スターリングラードに即刻出発。さあ、行け!!」
(;◎―◎)「そ、そんな……誰か他の人に命令してください」
(⁻◎ω◎⁻)「君は真面目にそんなことを言っているのではないだろうね?」
(⁻◎ω◎⁻)「口実を設けて任務を避けるような卑怯者なのかね君は……」
(;◎―◎)「い、いえ……わかりました……いきます」
ガチャ
彡(^)(^)(´^ω^`)『ぷークスクス』
隊のみんなが笑い転げた
ワイらはオモシロ可笑しく大騒ぎした
そんな中、この軍医どのは真剣な顔つきでワイらのもとへ来た
(;◎―◎)「君らはいつもボクをバカにしていたが…………」
(;◎―◎)「ついに上から技術が認められたんだ」
と負け惜しみのようなことを言いにきた
昼頃
結局、ウソだとばれた
犯人もワイらだとばれた
(ꐦ◎―◎)「ふざけるな!!!このくそ野郎ども!!!」
と、若き軍医は怒鳴り込んできて、手が付けられなかった
数日後、彼は他の隊に移っていった
(;´・ω・` )「少しやりすぎたかな……」
彡(゜)(゜)「たまたま相性が悪かっただけやで」




