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親愛なる あなたへ  作者: 天羽 昇飛 (テンバ アサヒ)
第2章:安心して帰れる場所の意味

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小さな実践

2026/02/19

執筆

帰る場所は、回復や癒しが可能な1人で過ごせる場所であることが望ましいことを、ここまで説明してきましたが、場所によって自分で手を加えていい権限が無い場合があります

学校や職場になれば必ず確認は必要ですし、実家等集団生活になれば自室が個人か共有かにもよりますし、共有場所等も手を加えて大丈夫かの確認が必要になります


ひとまず、自室で1人の場合を想定して進めてみましょう

あとは、全て応用が効きます


自室を見回して見てください

物が少ない場合は、掃除をするだけでかまいません

上から順に、ホコリを払ったり、掃除機をかけたり、拭き掃除をしてみてください

ものが多い場合も、最終的に全てが整えばいいので、今は1箇所だけでいいです


必要が無いもの、使う予定が無いもの、壊れているもの、それらを手離して、自室か或いは家から運び出してみてください


1箇所してみると、不思議と他の場所が気になってきます

それは何故か?

理由は色々ありますが、今まで見ないふりをして鈍くなっていた事がひとつ、当たり前になっていたので目を向けていなかったのがひとつ、そして、今はどうしたいという目的や目標があって見ているので、その目的や目標のために見る視点が変わったのが大きなひとつです

これは掃除に限らず、全てのことでも起きていることです


しかし、人は忘れる生き物です

いま見えているもの、手を加えたいものごとを、メモしておいてください

視点が変われば、目的や目標が揺らげば、また見えなくなっていきます


心身共に元気があるようなら、短い日数でやり遂げる心積りをしてみてください

心身共にあまり動けない方は、何か一つを生活の行動の中に習慣づけてみてください

例えば、ゴミをまとめる時に合わせて、軽く拭き掃除をしてみる

自分が移動する時に、不要だと思うものがあれば処分する等でかまいません


最終的に、目に入るものが好きなもの、心地がいいもの、あとは落ち着く空間になればそれでいいのです

この実践を繰り返していくと、あることに気付けます

あ、いま自分は見えたものから目を逸らしたな、ということを、です


はじめにも言ったように、一気に全てをしなくていいです

いま出来なくても、いずれやることのリストの中に書き足してください

もし、よく目につく場所にある時は少し努力して、片付けてください

それだけで大幅にストレスが減ります


おっと…答えを先に伝えてしまいましたね

そうなんです、実は帰る場所であり回復や癒しを施す場所であるはずの空間に、目視で存在を確認するだけでストレスを感じるということが、人には起こり得るんです

鈍くなっても、当たり前になっても、無意識下ではストレスを受け続けてきたんです

だからこそ、今のあなたの回復度合いだった、ということなんです


今回の実践ですることはこれだけです

・上から順にホコリを払い、拭き掃除をする

・必要のないもの、使ってないもの、使う予定のないものを手離す

・目に入った時に、癒される、元気になるものを残す


これだけです

1つだけやってみた方は、わかると思いますが、これ意外と時間がかかります

習慣づいていない方がほとんどだからです

そして、現実を目の当たりにして、ショックを受ける方が一定数いると思います

けれど待ってください

自分を責めることだけはしないで欲しいんです


気付けるということは、あなたが思う以上に素晴らしいことなんです

例え実行が出来なくても、です

気付けなかったなら、体感や実感できなかったなら、行動には移せないのです

逆に気付けていれば、やる気になれた時に何時でも実行に移せます


例えばあなたが、今日ひとつも出来なかったと思ったとしても、それは勘違いです

ここまでの話を読めているのだから、あなたはひとつは出来ているんです

なんなら読んだ事により気付きもありますから、ひとつどころではないんです


実行が出来ないのなら、それだけの理由が、あなたにはあるのです

身体に元気がないなら回復するための栄養と休養が必要ですし、心に元気がないならデトックス、感情の吐き出しが必要ですし、予算的に大丈夫なら、1人になれて既に整えられている場所に行くことも必要です


自分自身の心身の状態を知ることも、あなたにしか出来ないので、とても大切なことです

例え病院に行ったとしても、医師はあなたが不調を感じる場所しか、診てはくれないでしょう


あなたを本当に知って、環境もあなたに合わせ、整えられるのは、あなただけなんです

慌てる必要はありません

あなたのペースで、あなたの人生を歩んでいきましょう

この本は、いつもここにあり、あなたと伴走していけます

そのために、書いた本です

2026/02/19 21:29

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