大胆な告白は・・・
お待たせしました、ゲーム好きなので色んなゲームをしてるのですが鳴潮や崩壊スターレルのアプデが来ましてね・・・本当に申し訳ない。
後書きにはおまけとして伏字の内容を載せてます!中の人は結構罵詈雑言とか煽りセリフとかが好きなのですが苦手な人はスルーで!
「お主よ!皇舞桜が廊下にいるぞ!」
「え?今はいいでしょ」
廊下を見るとそこには皇さんと護衛の持国律さんと後三人いる。一人は目隠ししてるからバジリスクでもう一人は龍の角と翼だからドラゴン族、もう一人は・・・角と尻尾だけだからまだ特定は出来ないね、暫定魔人かな?恐らくあの人達が四天王と呼ばれる人達か。
「お主、情報収集をするのではなかったのか!?」
「別に本人達から聞く必要はないでしょ。有名みたいだし星花さんにでも聞けば」
「えええい!体を貸せ!埒があかん!」
「え、ちょ!?」
クリカラが私の体の制御を奪い立ち上がる、ぐっ!なにこれ!どうやって制御取り返すのこれ!?何するつもり!?
「うん?蓮護さん?どうしたの?」
「用事だ、待たれよ」
「待たれよ?」
ああ!月僧さん!それ私じゃない!私だけど私じゃないの!てかクリカラ!変な事言わないで!せめて言葉遣いくらいは合わせて!
「分かったわ、気をつける」
クリカラは席を立ち教室から廊下に出て皇さんに近づいていく。
「貴様、朝に近づくなと」
護衛の持国さんがいち早く気づいて止めようとするが。
「失礼」
クリカラはするりと横をすり抜けて皇さんに近づいていく。
「な!?止まれ!」
持国さんは私を敵と認識して本格的に排除にかかり掴みかかってくるがクリカラはそれを素早くいなす。その行動に周りの四天王の人達も警戒を露わにしてこっちを見てくる。
「む、ごめんなさい」
「貴様!何をして」
「律」
短く、凛とした声で皇さんが持国さんを呼び止めた。その声に周りの四天王も動きを止めた様だ。クリカラは何をしているの!?こんなに派手に動いたら警戒されて当然だよ。
「は!」
「話を聞くから下がって。何か用事?」
護衛の持国さんはまだ警戒しているが皇さんの言葉に従い一歩下がった。
「急にごめんなさい、今から時間はある?」
「ごめんなさい、今からは時間がない」
「それでは放課後は?」
「ごめんなさい、放課後も空いてない」
「そうか」
なんだこの会話、業務的過ぎる。
「そろそろ行かないと」
「それでは最後に一ついい?」
「何?」
クリカラは息を吸い込んで大きな声で言った。
「私と付き合ってください!!!」
・・・はあ?はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!???!?
何やってんだお前ぇえええ!!!!!
その大きな声は廊下と私の教室まで響き渡った。右手を差し出して交際を申し込むクリカラをみんなが見ていた。
教室や廊下にいた人たちはまさに阿鼻叫喚の様に叫び声に包まれた。きゃー!とかこんなところで!?とかみんな思い思いに叫んでいる。あの皇舞桜に廊下のど真ん中で告白する人がいたら私も同じ様なリアクションをするだろう。
てか、マジで何してるの!?馬鹿なの!?アホなの!?一辺地獄行く!?ええぇ!はぁ?意味わかんないコイツ!!!終わった・・・私の素敵な学園青春物語が今終わった・・・
「・・・まずはありがとう」
フラれるやつじゃん!その始まりのセリフは!恋愛漫画で王子様系の女の子が告白してきた相手に言うセリフじゃん!
「返事は・・・後日するわ」
「え?」
皇さんはそのまま歩いて去っていった、それに合わせて四天王達も着いて行ったが持国さんだけはこちらを睨んで去っていった。そりゃそうだ、護衛の邪魔してるんだし。
「よし」
「何がよしだ!この<*罵詈雑言*>!!!何してくれてんの!?アンタのせいで私の学校生活終わったけど!?」
「まずは相手に好意がある事を伝え一緒に出かける約束をするのは普通だろ?」
「数千年前の化石がッ!マジで女神に価値観アップデートしてもらいなさいよ!今は順序が逆なの!しかもこんな廊下のど真ん中でやらかして!」
「しょうがないだろう、相手の時間がなかったのだからこの場でするしかなかった」
「あんた・・・マジで女神の元に返品してやるわ・・・」
「ダッメでーす!クリカラちゃんと仲良くして私を楽しませてね!」
「<*乙女が使ってはいけない様な罵倒*>!!!」
「なんて事を言っておるのだ!慎みを持て!体を返すぞ」
「・・・周りの視線が痛い・・・痛過ぎる・・・」
崩れ落ちそうな脚をなんとかしながら自分の席に着いたがクラスメイトからの視線と廊下から覗き込まれる好奇心の視線が痛い・・・やだ、もう泣きそう・・・
「あー・・・えっと、ナイスファイトでした」
自分の椅子に戻ると星花さんが慰めてくれた。
「慰めないで・・・私が更に惨めになってしまう・・・」
「じゃあ、なんで急に勝算の無い戦いに行ったんですか?」
「やっぱ慰めて・・・」
「めんどくさいなこの人・・・」
星花さんが呆れた様に言うが目は心配そうに私を見ていた。
「だ、大好きな人に想いを伝えるのはとっても勇気がいることだよね、頑張ったね」
長船さんが優しく頭を撫でてくれる。ああ、この温もりに包まれたままずっとこうされていたい。もう、さっきのことなんて思い出したくない。
「というか、月僧さんはどうしたの?」
私の左にいる月僧さんは廊下の方を見て固まったままだった。
「さっきの告白を聞いてからずっとこんな感じです、まるでいきなり強烈なモノを見せられたかの様に固まってますね」
強烈なモノってさっきの告白のこと?強烈だったけど固まるほどかな?
「ねぇねぇ、蓮護さんって皇さんのどんなところが好きなの?」
「え、いや、好きと言うわけじゃなくって」
「え!?嘘告白ってこと!?」
「うわ!ビックリした!」
私の言葉に反応して固まったままだった月僧さんが急に動き出して問いかけてきた。
「まぁ・・・そんな感じ?」
「ほ、良かった・・・」
「本当ですか?割と本気だった様に見えましたけど。それに蓮護さんって嘘で皇さんに告白する様な人では無い様な感じですけど」
おお、星花さんから案外高評価を得ていた様だ。
「お主よ、皇舞桜が好きだと言っておいた方が自然だし情報も聞きやすくなるぞ」
「・・・はぁ、そうするしか無いみたいね」
この流れで嘘だと言ってしまったら皇さんについて聞きづらくなるし好きだと言っておこうか。それに将来恋人にならないと世界滅びるんだし・・・
「ごめん、嘘。やっぱり好き」
「ーーーーーーーッ!」(何かが破壊される音)
「おあ!?月僧さん?どうしたの?何か大切なものがパリーンっと割れる音がしたよ!?」
「ああ・・・これは・・・そういうことですか。罪な女の子ですね蓮護さんって」
「どうゆうこと!?いきなり罪人判定!?」
「んん?戦蝶院さんどうゆうこと?」
長船さんも分かっていない様だ、一体月僧さんに何があったのかな?
「それは秘密です。今の月僧さんはそっとしておいてください、きっと乗り越えられるはずです」
「?」
「?」
長船さんと二人揃えて頭を傾げるのだった。
「でも意外ですね。皇さん、中学生の頃にああいうのありましたけどその場で全て断ってたのに今回は違いましたね」
「え?そうなの?」
中学生の頃から私みたいな人いたんだ・・・度胸すごいな。
「はい、いつもはその場でバッサリと断るんですが後日に持ち越すのは初めて見ました。ワンチャンあるんじゃないんですか?」
「・・・そうだったらいいな」
そしたら後は距離を詰めて心からの恋人になって終わりだし。早めに私の青春を心置きなく楽しめる。
「AЯΩशह中あ한שกぐñøЖ々?!」(何か大切なものが更にぐちゃぐちゃになる音)
「ええ!?月僧さん!?机に頭ぶつけたけど大丈夫!?後さっきの奇声なに!?」
「蓮護さん、追い討ちかけちゃダメですよ」
「追い討ち!?さっきの私の発言追い討ちなの!?」
その後月僧さんは時折変な挙動をする様になったので放課後に一緒の電車に乗って帰りを見送った・・・大丈夫かな、一体何があったんだろう?朝、駅で会った時は普通だったけど。
まあ、気にしてもしょうがない、明日また会えるだろう。
伏字の内容は考えたけどこれ大丈夫?みたいな内容なので本編外に載せる事にします。なぜわざわざ載せるのかって?せっかく書いたのにもったいないから!
<*罵詈雑言*>→時代錯誤の不良品が!
<*乙女が使ってはいけない様な罵倒*>→来いよ女神!この不良品テメェのメス穴にぶち込んで返品してやるよ!




